300円でiPhone用充電ドックスタンドを作ってみた

できあがりはこんな感じです。

材料は100均にあるものだけ。

 

用意するもの

モバイルフォンスタンド 100円
Lightningケーブル(リールタイプ) 100円
おゆまる(お湯で柔らかくなるゴムねんど) 100円

・カッター

ベースはダイソーで売っているMicroUSBの充電ドック。

▼モバイルフォンスタンドという名前で売っています

MicroUSBなのでiPhoneでは使えない。
別の用途に使おうと思って購入したんですけど、バラしてみたところiPhone用に改造できることがわかったので作ってみました。

加工するのは計3カ所です。

 

作りかた

まず裏蓋を外します。これはハマっているだけなので爪などで強引にこじ開けます。

▼開けるとこんな感じ

MicroUSBケーブルは固定されておらず、そのまますっぽ抜けますので外しておきます。
代わりにLightningケーブルが入るようにしたいわけですが、このままだと入りませんのでカッターで穴を広げてやります。

加工1/3

ダイソーのLightningケーブルにはコネクタに段差がありますので、そこの段差に引っかかる程度まで穴をひろげます。

▼コネクタの段差に注目

△マークがあるところまで差し込めるようにしたい。

▼コネクタ部分を広げた図

だいたいこれくらい削ります。
全体が通ってしまうようだと固定するのが面倒になるので、コネクタの段差がひっかかるよう意識して広げていきます。

加工2/3

次はLightningコネクタ根元の太くなっている部分を削ります。

▼手前が加工済み、奥が元の状態

ケーブルの配線を傷つけないように気をつけましょう。(もしかしたらこれはやらないでも蓋が閉まるかも)

加工3/3

裏蓋部分にあるコネクタを固定するための出っ張りを削ります。

▼裏蓋の出っ張り

合わせてみながら引っかかる箇所をカッターで削っていきます。閉まればそれでいいです。
あとは組み立て。

ケーブルを刺したらそれが動かないようにおゆまるで覆います。

▼おゆまるでコネクタを固定

冷めて固まる前に蓋をします。
おゆまるはお湯で自由に変形できる便利なゴム的な物体で、冷えるとスーパーボールのように固くなります。固定できるものであればホットボンドなど別のものでもかまいません。

蓋を閉めれば完成。

▼完成

ケースをつけたままでも使えます。

 

おわりに

100均のLightningケーブルは片面しか使えないという仕様なんですけど、今回みたいにドックとして固定しちゃえば関係なくなりますので、素材としてはピッタリですね。
本格的にやるのであればもうちょっと電流の流れが良いケーブルを使いたいところ。

あとはもうちょっと重量感がほしいところですね。中がスカスカなので油粘土でも詰めてやりたくなります。臭いからやりませんけど。

思いついて作ってみただけですが、使い勝手は意外と良いです。
やっぱり置き場所が定まるのと、置くだけで充電できるってのはいいですよ。

iPhone用のドックが欲しいけど、Apple純正は高すぎるって人は自分で作ってみるといいかもしれません。

4 COMMENTS

りんた

自分用に作ったら、
家族からリクエストが来て
あと3個作る事になりました・・・。
良い情報をありがとうございます。
家にホットボンドがあったので材料費は
216円でした。

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