RYUKINは美と癒やしを与えてくれる新たなる傑作アプリ

久しぶりに衝撃を受けたとてつもないクオリティのアプリがリリースされました。
RYUKINは金魚を愛でるアプリなのですが、その美麗なるグラフィックは飛び抜けており、ただ鑑賞するだけでも満たされるものがあるのです。

RYUKIN

Masataka Hakozaki
エンターテインメント, ヘルスケア/フィットネス
評価: –
¥ 500 → ¥400

この映像は開発中のデモ

美しいものを眺めるだけでも十分に癒やされますが、スマホを揺らせば水も揺れ、画面をタップして金魚たちにちょっかいを出すこともできるのです。
餌をあげると一斉に食らいつく様も本当にかわいらしく、映像ではなくアプリならではの「そこに居る」感覚が得られます。

必至に餌に食らいつこうとするのに黒デメキンにかっさらわれちゃう白い子かわいい。

水槽の種類や、水中花、背景の色などを様々に選ぶこともできます。(水草や流木のオプションがあれば喜んで買ってしまうくらいですが、いまのところはありません)
金魚たちの動きに合わせた水音ときらめきはとにかく美しく、ただデスクの脇に置いておくだけでも十分に癒やしの効果を得られます。

類似のアプリとしては同じ開発者による2009年にリリースされたWa Kingyoというアプリがあります。あとはそら案内などでも知られるsorakazeさんのSmartTubも類例ですね。

Wa KingyoもSmartTubも俯瞰で水面を映し、そこに泳ぐ金魚やアヒルがいるものですが、ユーザーが積極的に操作をすることで成立するアプリだと思います。

Wa Kingyo – 和金魚 –

Masataka Hakozaki
エンターテインメント, ヘルスケア/フィットネス
評価: 4.76623(3,080件)
¥ 300 → ¥150

SmartTub

sorakaze Inc.
エンターテインメント, ライフスタイル
評価: 4.26316(57件)

これらとの違いはRYUKINには長時間の鑑賞に堪えうる芸術性があり、ユーザーが積極的に操作をしないでいても飽きることのない変化が起こり続けることにあります。金魚としてのリアルさを追求しながらも、リアル以上に幻想的な美しさを提示し続けてくれます。

下の動画は画面をタップしたときの挙動です。金魚たちはタップした場所に寄ってきてくれるのですが、ここがWa Kingyoとの最も重要な違いだと思います。

Wa Kingyoではタップをしても波紋が広がるだけで金魚たちの反応はありませんでしたが、RYUKINでは寄ってきてくれる。タップしたら金魚たちが逃げるほうがリアルに思いますが、逃げるようになっていると『ユーザーの干渉=嫌がらせ』になってしまうので金魚を愛でたいユーザーは積極的に干渉しないようになっていくはずです。それを寄っていくようにしたことでユーザーの操作が金魚たちに受け入れられていると思わせることに成功しているのです。ここが素晴らしい。

幼児や猫が触って遊ぶためのモード(変なところをタップしてもメニューが開いたりしない)も用意されています。そして前述のタップした所に金魚が寄ってくるようになっているので、子供がでたらめにタップしたとしても拒絶されたと感じることはないのです。むしろ金魚たちはユーザーに興味があるのだと思わせるようになっているので、大人も子供も毛玉もみんな夢中になることは請け合いです。

iPadの大きな画面で表示するとより楽しめますが、やはりそれなりのマシンパワーは必要なようで、下位のモデルでは処理落ちが感じられます。これをiPad Proの大画面で動かせたらきっと美しいんでしょうね。そのためだけに買い換えたくなります。

まぁとにかく、このクオリティのものが低価格の買い切りで手に入るというのは望外の喜びとしか表現できないものです。手に入るものはまさしくアートです。これが今ならリリース記念セールでたったの400円だというのですから、じつにお買い得だと思います。

アプリ内課金では「ねこ金魚」や「ロボリュウキン」なんてのも追加することができますので、気になった方はぜひ購入をお勧めします。

先行してPatreonでの支援者に向けてMac版とWindows版が存在しており、処理も重そうなものでしたのでスマホでのリリースは望み薄かなと覚悟しておりましたが、iOSとAndroidの同時リリースという非常に嬉しいニュースとなりました。

Wa Kingyoも現在セール中で、無料版もあります。コンセプトはRYUKINと同じなので、ぜひそちらも一緒にお試しいただけると15年の進化を感じることができると思います。
驚くべき完成度。凄まじい進化をあなたの手にも。

今日の音楽

Taylor Swiftのプロデューサーとしても名を馳せるJack Antonoff。彼を中心に活動するBleachersは80年代みたいなオールドタイプなロックを聴かせてくれる。新しい音ではないけれど曲の良さはさすが。

Bleachers – Modern Girl

Bleachers – Tiny Moves

今月の8日にこれらの曲を含む新しいアルバムがリリースされたばかりです。どこか懐かしさを感じる良い作品です。

1 COMMENT

匿名

紹介ありがとうございます!即購入しました
iphoneでも癒やされますが、iPadで動かすとより綺麗ですね

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