【2023/04/25追記】
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書けるようになったら続きを書きます。
今日の音楽
現代音楽を代表する作曲家Steve Reich。
彼の作る曲はミニマルミュージックと呼ばれ、短いフレーズを重ねつつ延々と繰り返すことによって構成されます。フレーズの重なりが徐々にずれていったり、新しい要素が加わることでシンプルな繰り返しの中に複雑性が生じ、どんどんと違った表情を見せてくれるのです。私は彼の作る音楽が好きだけれど、退屈だと思う人が多いだろうとは思います。
それでも紹介したいのは、今週末(21日、22日)に初台の東京オペラシティでコンサートが開催されるから。
私はミニマルミュージックのことをペンデュラムのようだと例えることがあります。単調な振り子の動作が徐々にズレていき、バラバラになったかと思えば、また違った調和を見せてくれる。
ミニマルミュージックが難しいものだと考える必要はなくて、こうした変化を楽しめるかどうかが鍵になる気がします。
タン、タン、タン、タンと、軒からしたたり落ちる雨音の一定なリズムに耳を傾けていたら、不意にタタタッと連続して跳ねる音。それを楽しめるなら素養はあります。