【今週のiOSショートカット】最速でホーム画面に戻るテクニック（追加アプリ不要）

iOS 13ではホーム画面に戻るためのURLスキームバグが使えなくなってしまったため、これまではサードパーティーのアプリを代替として使用する方法を紹介してきました。
しかしそのためにわざわざアプリをインストールしなくてはいけない点や、画面切り替えのスムーズさにおいて妥協しなくてはなりません。

今回紹介するショートカットは、そうしたイマイチなところを解消してくれる救世主となるでしょう。

まずはホームに戻る動作を比較した動画から見てみましょう。
左端が今回紹介するショートカットを使ったものです。

▼ホーム画面に戻る速度比較

左端のSpringBoardはごく自然にホーム画面へと遷移していますが、LauncherやLaunch Center Proを使ったものは、一度それらのアプリに切り替わってからホーム画面に戻るため、スムーズさに欠けています。
iPhone 11でこの速度ですから、iPhone 6sとか7といった端末ではもっと切り替わりに時間が掛かって気になると思います。

さて、このショートカットは海外のユーザー@supermamonさんが作られたものなので、インポート先はそちらを紹介します。
↓のリンクを開き、Get Shortcutというボタンをタップすればインポートできます。

RoutineHub • SpringBoard

インポートしたものを開くと中身は↓こんな感じにシンプルなものです。

▼SpringBoardショートカットの中身

Appを開くアクションでSpringBoardというものを開いているだけですね。（でも自分でやろうと思っても作れないはずです）
これを実行すると何もせずホームに戻るだけですので、このままではなんの役にも立ちません。他のショートカットに組み込んで使うことになるでしょう。

これをホームに戻るアクションとして活用するには、まず先ほどのSpringBoardをインポートし、『ショートカットを実行』アクションでSpringBoardを選択します。実行中に表示というオプションはオフにしておくほうがスマートです。

▼こんな感じでショートカットに組み込む

これで自分の作ったショートカットに、ホームに戻るアクションを組み込むことができるようになりますよ。
LauncherやLaunch Center Proを使う必要もなくなります。

おわりに

「このSpringBoardってどうやって作ったんだろう？」と思う方もいらっしゃると思いますので、ちょっとだけ解説を。

作成したショートカットはファイルとしてエクスポートすることが可能でして、そのファイルを開くとplist（というかxml）形式で記述されたものになっています。
みなさんのiPhoneをいくら探しても、Appを開くでSpringBoardなんてものは出てこないでしょうが、以下のように直接ショートカットファイルを編集してやることで作成することができます。

▼SpringBoardのショートカットファイルをエディタで開くとこうなってる

その発想はなかったなーと感心してしまいました。勉強になります。

速度比較用に作成したショートカットも一応載せておきます。

→ ショートカットをインポートする

動画で使っていたのとはちょっとだけ変えてありますが、LauncherとLaunch Center Proをお持ちの方は実際に使って比べてみると違いがよくわかるはずです。

※この手法はiOSのアップデートで使えなくなる可能性があることだけは認識しておいてください。
　

今日の音楽

いま勢いのあるアイドルといえば、ハロプロの新グループBEYOOOOONDS（ビヨーンズ）です。

昨年末のレコード大賞でも最優秀新人賞を取っていたので見たことがある方もいらっしゃるでしょう。
歌が始まる前に毎回のように寸劇に付き合わされるので、ちょっとむずがゆくなったりするのですが、それはそれとして楽曲に面白いものが多いです。

BEYOOOOONDS – ビタミンME

この曲はカゴメとのコラボ作品で、見てるとなんだか元気がもらえるともっぱらの評判。
アイドルが増えすぎて没個性なグループも数多い中で、BEYOOOOONDSにはやたらと記憶に残る強さがあります。
このミュージックビデオにちらっと出てくる学ラン男子は1stシングルからいくつもの楽曲に繋がるキャラクターなので、まずは下のミュージックビデオを見てから、ちゃんとアルバムも聴いて勉強しないといけません。

BEYOOOOONDS – 眼鏡の男の子

こうしたコミカルな楽曲があるかと思えば、ニッポンノD・N・A！みたいに格好いい曲もあったりして振り幅が大きい。

BEYOOOOONDS – ニッポンノD・N・A！

1stアルバムは他にも都営大江戸線の六本木駅で抱きしめてや元年バンジージャンプなど、なんでシングルカットしてないのか不思議なくらいの良曲が楽しめます。

ハロプロなのでサブスクはありません。
つまりアルバムを買いましょう。