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iPhone/iPadでUSB機器を接続して使う(セルフパワーUSBハブ編)

  2018/10/19

iPhoneで有線LAN接続したいけど、充電はしたくないという人向けの記事。

 

この記事の要約

・Lightning-USB3カメラアダプタでiPhoneを充電したくないならセルフパワーのUSBハブを使おう

・充電しつつ使うことも可能

・セルフパワーのUSBハブはACアダプタじゃないほうが便利

 

はじめに

以前に書いた記事では、iPhoneにLightning – USB 3カメラアダプタとUSB接続のイーサネットアダプタを使うことで有線LAN接続ができるということを示しました。
あとはHHKBなどのUSBキーボードを接続できるとかですね。

その辺のことは過去記事を参照してください。
【iOS12対応】iPhone/iPadを有線LAN接続する方法 | reliphone

iPhone/iPadで好きなUSBキーボードを使う方法(Lightning – USB 3カメラアダプタ, HHKB) | reliphone

旧製品であるLightning – USBカメラアダプタ単体では消費電力の大きい周辺機器が電力不足で使えなかったのですが、新製品であるLightning – USB 3カメラアダプタはLightningからの給電によってそれを補えるようになりました。ついでにiPhoneも充電できる。

さて、先日コメントで

「iPhoneを充電しながら使うことや満充電のまま充電を続けることに不安があるので、iPhoneを充電せずに使うことはできないか」

という趣旨の質問をいただきました。
そういう場合にはセルフパワーのUSBハブを使えばいいという知識はあったのですが、実際にiPhoneで試したことはなかったので購入して試してみました。

使用した機材の一覧は記事の最後に掲載しています。

 

セルフパワーのUSBハブを使ってみよう

▼接続図

iPhone → Lightning-USB3カメラアダプタ → USBハブ → 周辺機器
モバイルバッテリー → USBハブ

(わかりやすいように極端に短いケーブルでつないでいます)

これで複数台のUSB機器をまとめて接続することが可能になります。
例えばUSBキーボードとUSBスピーカーとEthernetアダプタとSDカードリーダーをまとめてiPhoneにつなぐなんてことも可能でした。

iPhoneを充電する必要が無い場合は、Lightning – USB 3カメラアダプタではなく旧製品のLightning – USBカメラアダプタでも大丈夫です。
Lightningで給電するか、セルフパワーのUSBハブで給電するかの違いですね。

 

USBハブの種類を知っておこう

USBハブというのは、電源タップのUSB版とでもいいましょうか、1口のUSB端子を4口などに分岐させて使うことのできるものです。
種類としては以下の2つ。

・バスパワー
・セルフパワー

主流となっているのはバスパワーというもので、これはパソコンなどに接続しているUSBケーブルからの電力のみで駆動するタイプ。
しかし、USB2.0では0.5Aまで、USB3.0でも0.9Aまでしか電力供給ができませんので、外付けHDDなどの消費電力が大きめな製品ではちゃんと動かないことがあります。

セルフパワーはACアダプタなどの外部からの電源供給に対応したタイプ。
電力不足になってしまう場合にはこちらを選ぶ必要があります。

セルフパワーの製品でも、外部電源を接続しない場合はバスパワーとして動作します。

 

セルフパワーのUSBハブを選ぼう

充電しながらゲームをするとiPhoneが発熱してよくないなんて話も聞きますよね。
かといってLightning – USB 3カメラアダプタではLightningで給電しないと動かない周辺機器もあるわけです。

そこで使うのがセルフパワーのUSBハブです。
iPhoneには給電せず、USBの機器に対して給電することができます。
もちろんiPhoneを充電したくなったらLightningポートから充電しつつ使うこともできます。

セルフパワーのUSBハブは一般的にはACアダプタで給電するものが多いですが、中にはMicroUSBを電源として使うことができる製品もあります。
MicroUSBならモバイルバッテリーからでも使えますから、今回はそちらを選びました。

購入したのはこの製品。
▼ORICO USB3.0 ハブ

透明!光る!つよい!

USB3.0 x4ポートのセルフパワー対応ハブ。
通信用としてUSB3.0のMicroUSBケーブルが付属しておりますが、セルフパワーで使うためには別途2.0用のMicroUSBケーブルが必要になります。(これは100均のものでも十分です)
またUSB3.0と2.0のMicroUSBは端子形状が異なりますが、実は2.0の端子は3.0に挿して使うことが可能です。iPhoneとつなぐだけなら3.0の速度は不要ですしね。

USBハブっていつもケーブルが長すぎたり、短すぎたりで、あまり気に入る商品がなかったんですけど、これなら好きな長さのケーブルが使えるので解決。

もうちょっとスマートにしたい場合は以下の商品のほうが良いでしょう。

こちらは通信用のケーブルが一体になっていますが、セルフパワーで使うにはMicroUSB給電が必要になります。
ケーブルは横出しなので配線がちょっとスッキリ。
機能的に差は無いので配線の好みで選びましょう。

ACアダプタタイプはバッファローやエレコムなど、選択肢が多くなります。コンセントの近くで使う場合にはACアダプタタイプもいいでしょう。

中国製の安い製品ではACアダプタが別売りとなっている場合がありますが、ACアダプタが無いとセルフパワーのUSBハブとしては使えませんので、ちゃんと付属しているかの確認が必要です。

 

おわりに

外部キーボードとつないで文章を書く程度なら、充電しながら使ってもさほど発熱はしないだろうと思っていたんですが、PUBGやフォートナイトなどの対戦ゲームで、レイテンシを安定させるために有線でプレイするニーズがそこそこあるようです。
それならたしかに充電しながらはやめたほうがいいかもしれないですね。

なんだかケーブルでごちゃごちゃして見えますが、これは外部のUSB機器を使えるというメリットのほうがでかいので、有線が必要ないって人は無線接続でやればいいだけ。

ちなみにこれでUSBメモリーが使えるんじゃないかって思いがちですけど、アクセスする手段がないので無理です。
SDカードリーダーは使えますが、他のカメラで撮影した写真や動画をカメラロールに読み込めるのみで、zipファイルなどを扱うことはできません。

ハブからiPhoneを充電できるか試してみましたが、1.5A程度なら問題ない感じですね。2.1Aや2.4Aの充電には対応していません。

LightningでUSB機器を接続するタイプの製品にはサードパーティーから安いものも出ていますけど、結構不具合報告が多い&それ以上にサクラレビューの高評価が多いので、そのあたりを自分で対処できるひと以外は手を出さないようにしましょう。

 

テスト環境と機材

・iPhone 7, iOS 12.0

・Lightning – USB 3カメラアダプタ

・ORICO USB3.0 ハブ

※10月19日の時点ではこの商品が売り切れているのか、Amazonで他の商品が表示されるようです。
今回使用した透明なハブとは別商品なので気をつけてください。※

・Anker アルミニウムユニボディハブ LANアダプター

・Anker PowerCore II Slim 10000

・Anker PowerLine Micro USBケーブル

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Comment

  1. 名無しさん より:

    先日、有線化の記事で質問させていただいたものです。
    教えていただいたUSB3.0ハブ 4ポート USB3.0高速ハブ 5Gbps高速 USB HUB MicroUSB給電ボード付き セルフパワー/バスパワーが対応 Windows/Mac ブラック と2本セット】Anker PowerLine Micro USBケーブル 【高耐久ケブラー繊維】 急速充電 高速データ転送対応 Galaxy/Xperia/Nexus/Android各種スマートフォン&タブレット/電子書籍/カメラ/携帯ゲーム機他対応 (0.1m×2) を購入してやってみたのですが、出来なかったので、度々で申し訳ないのですが、教えていただきたくコメントしました。
    出来なかった理由ですが、なにが違うのかよく写真を見てみたところ、こちらで紹介されている写真ではハブには幅が狭いほうのケーブルの挿し口が挿してありいますが、購入したハブには広いほうの幅の挿し口しかないので、広いほうを挿すと、ケーブルの狭いほうの挿し口はカメラアダプターには形状が合わなくてささりません。
    ORICOのハブを買いなおすしかないでしょうか?
    他に方法はありますか?

    • maxi より:

      こちらの画像にあるような端子の穴が無いということでしょうか?
      https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/61jdAfVVqTL._SL1500_.jpg

      だとすれば、メーカーが説明とは違う商品を販売していると言うことになりますので、面倒かもしれませんが返品可能だと思います。

      情報を整理しておきます。

      USBハブから出ているケーブルを、カメラアダプタにある大きな穴(USB A端子)とつなげます。
      USBハブにはUSB-Ethernetアダプタ(USB A端子)を挿します。
      商品が間違っていなければ、先ほどの画像にあるようにハブにはMicroUSBのコネクタがあるはずなので、そこをUSB電源とつなげます。
      最後にカメラアダプタをiPhoneとつなげるという形になります。

      カメラアダプタの小さな穴(Lightning端子)は使いません。

      もう一度ご確認いただけますでしょうか。

      • 名無しさん より:

        すみません、確認したところ、そちらの接続部ありました。
        ですが、やってみてもiPhoneにイーサーネットのマークは出ず、インターネットには接続できませんでした。
        今の接続状況です。
        iphone→カメラアダプター→ケーブル→ハブ’今回教えていただいたところに挿した)→☆ハブにもともとついているケーブル→充電器(https://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_ss_i_3_9?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&url=search-alias%3Daps&field-keywords=mpa-acuen000nwh&sprefix=mpa-acuen%2Caps%2C260&crid=2HDIUMFG0YRO6)→コンセント

        有線LANケーブル→イーサーネットアダプター→ハブ
        写真と違うのは☆をつけたところ(紹介されている写真だとバッテリーにケーブルの細いほうの接続部が挿してあり、太いほうはハブの横の部分に挿してある)くらいだと自分では思っているのですがなにか違いますでしょうか?

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