また間が空いてしまいましたが、書かなきゃいけないことが出てきましたので、ちょっと浮上しておきます。
さて、アプリの話を。
久々にアプリのセール情報ですが、使いやすい音楽プレーヤーアプリのMarvis Proが40%オフセールを開催中。セール期間は29日まで。
もしあなたがApple Musicをお使いで、純正ミュージックアプリが使いにくいと感じているのなら、Marvis Proを買うべきです。
とても便利。
今回のセールは開発者のAddyが結婚する記念だそうで!
ということで祝いましょう。
もしすでにMarvis Proをお持ちのユーザーでお祝いを贈りたい場合は、Marvisアプリ内の設定から、一番下にあるTip Jarをタップするとチップが贈れます。
・キャンディー 120円
・コーヒー 370円
・タコス 860円
どれでも好きな金額を贈れますので、開発を応援したい、お祝いをしてあげたい方はアプリ内からどうぞ。
私はブリトー(英語設定だとなぜかタコスじゃなくブリトーになる)を贈っておきましたが、結婚にブリトーって変な感じなので、「シャンパンのメニューを用意しておくべきだったね」と伝えておきました。
今後新しい家族が増えたときには、シャンパンかミルクがメニューに追加されていることを期待してます。
めでたい。
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3月に、TikTokがクリップボードを盗み見ているというニュースがありました。
まぁこれについての見解は以下のツイートのスレッドにまとめているのですが、アプリがクリップボードの内容をどのようにハンドリングしているかを論じることなく、危険だと煽るのは間違っていると書きました。
クリップボードの内容をひそかに読み取っているアプリがあると海外のサイトが報じて、それを書き直した国内ニュース記事が話題になってる。外部に送信しているのなら大問題だが、アプリの機能としてクリップボードを活用しているのなら問題はない。
— maxi (reliphone.jp) (@rel0005) March 16, 2020
アプリがクリップボードの内容を外部に送信しているのでなければ問題はありません。
どのように使われているかに関わらず、拒否感を憶えるのであれば、AppleがiOSに適切な設定を付けるべきだし、ユーザーはそう要求すべきです。このことはiOS 14でクリップボードのアクセスが可視化されるため、良い方向へ向かうでしょう。
どのように使われているかを論じること無く、クリップボードを読み取るアプリを一律に断じるのは間違っています。情報を盗み見るためにクリップボードにアクセスしているアプリと、便利な機能を実装するためにクリップボードを活用するアプリは同列に語るべきじゃない。
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そしてこの問題がまた再燃してまして、今度はTikTokが入力した文字を逐一監視して読み取っていると騒ぎになっています。
これはiOS 14から追加されるクリップボードの読み取り通知に絡むもので、文字を入力するたびにTikTokがクリップボードにアクセスしているという動画がアップされ、燃えました。
燃えた原因はそのほとんどが勘違いです。
https://twitter.com/jeremyburge/status/1275896482433040386
まず第一に、他のアプリで文字入力しているのではなく、これはTikTokのアプリ上でのできごとです。TikTokアプリ上でTikTokがクリップボードにアクセスしている動画なのですが、ほとんどの人はそれすら理解していません。
次に注意したいのはクリップボードを何度読み取ったところで、入力文字の監視などできないという点です。
『QWERTY』という文字列をコピーした状態で、文字入力をし、そのさなかにクリップボードが何十回読み出されようとも、毎回『QWERTY』が読み出されるだけで、入力した文字が盗み見られることはありません。
コピーしたものはクリップボードに格納される。クリップボードを読み出して得られるのは直近にコピーした内容だけ。それ以外は読み出せません。とても簡単な話です。
詳しくない人が問題の動画をみて「怖い」と感じてしまうのも無理もないとは思いますが、テック系のライターがこれに疑問を持たず「盗み見ている」などとと書きたててしまうのはとても残念なことです。
エンガジェットとかカミアプあたりは通常営業ですが、インプレスのやじうまWatchも以前から酷いものなので、こういう話題では信用しないほうが賢明です。内容を精査せずに話題になっていることを掲載してるだけだから、間違った話題にもすぐ食いついてしまう。
すでにTikTok側からはスパム対策だったというコメントが出ているようです。まぁそんなもんでしょう。
クリップボード監視して入力内容を盗むなんて、やる価値は無い。
クリップボードを監視されるかとか、入力した内容が盗み見られるかなんてのは、実際にアプリをインストールしても大したリスクなく試せるはずですが、それをせず、誰かの主張に乗っかってただただ危険だとあおり立てるメディアはろくなもんじゃありません。
怖いニュースがあると拡散したくなってしまうのは仕方ないことですが、メディア側はそれを利用してきます。無闇に利用されないようにしましょう。
不正確な内容であっても、とにかく記事を量産し、不安を煽るサイトがアクセスを集め成功する。そんなインターネットは嫌だなと私は思っています。
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最後に
遅くなりましたが、私に支援の品々を贈ってくださった方々に心から感謝をいたします。
次々と届けられる品物を見て、本当に心が温かくなりました。
応援のメッセージ付きで送ってくださった方も多くて、とても励みになっています。
贈っていただいたものを並べて父に見せると、顔も知らないのにこんなに支援してくれる人がいることを驚いていました。
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贈っていたものに感謝を。
サポーターは私の腰をガッチリとガードしてくれています。
特に看護では身体を抱えて持ち上げることが多いので、毎日何度となく活躍する機会が多いです。
いままではサイズが大きめのものをだましだまし使っていたので、格段に楽になりましたね。
ミネラルウォーターは確実に私の血となり汗となり支えてくれています。
サンベネデットは私が一番好きな炭酸水で、昨年はひと夏で10ダースを消費したくらいです。
美味しい炭酸水が冷蔵庫で冷えていると、それだけで心が豊かになります。
お灸はかなり効いてます。
ガッチガチになった背中や腰にお灸をするとだいぶ楽になるんですよね。ツボって理屈はよくわからないけど効く。
煙い煙いと文句を言われながらも頑張れてます。
アンメルツも手放せません。
換気のできない時間帯や、深夜に痛むときに活躍してくれます。
それに背中のお灸って一人じゃできませんしね。
スマートプラグは暑くなってきたときにサーキュレーターを動かしたり、USBの扇風機を動かしたりで活躍してくれています。
エアコンが常時稼働していても、看護師さんとかヘルパーさんの出入りがあるとどうしても室温が上昇してしまいますので、室温が上昇したら自動で動くようにしています。
動けない人間がいるので室温を保つのに気を遣っているんですが、事細かに室温の変化を追っていると、1℃という単位は人間とっては大雑把すぎるんです。
もっと細かい温度変化で快・不快が分かれてくるんだけど、エアコンでは限界があるので、そこをサーキュレーターで補うという考え。
ギフト券は複数の方が送ってくださったので、看護に必要な消耗品を買うのに使わせてもらっています。TwitterのDMで直接ギフト券番号を送ってくださった方もいらっしゃいました。
消耗品って必要なタイミングとか量が難しくって、ほしいものリストには追加しにくかったのですが、ギフト券としていただいた分は欲しいタイミングで使えるのでとても助かります。
消耗品を買うだけでなく、ちょっと追加して背中をほぐすストレッチポールも注文します!
私の生活を支えてくれる物、それを送ってくれた方々に改めて感謝を。
とても助かっています。本当にどうもありがとうございました!
先はもう長くないので、一日を大切にしていきます。
今日の音楽
1968年12月11日にたった一度だけ結成されたThe Dirty Macというバンド。
メンバーはジョン・レノン、エリック・クラプトン、キース・リチャーズ、ミッチ・ミッチェルという、とてつもない夢のグループ。
The BeatlesとCreamとThe Rolling StonesとThe Jimi Hendrix Experienceが1つになるなんて・・・・・・
The Dirty Mac – Yer Blues
素晴らしい演奏。
昨年4Kリマスターされたとはいえ、50年以上前の映像とは思えない綺麗さ。
しかしこの時点で全員が20代だなんて冗談みたいな化け物たちですね・・・・・・
一番年上のジョンでさえ、まだ28歳ですよ。
このBlu-rayの4枚組リミテッド・デラックス・エディションにはThe Dirty Macの未発表音源が付いているらしくて、いつか聴いてみたいですねぇ。