Mailboxのシャットダウンと時を同じくして、Sparkが日本語対応をいたしました。
シャットダウン期限が迫る中、乗換先を探していた人にとっては朗報と言えるでしょう。
この日本語化でようやく万人に薦められるアプリとなりました。
Mailbox難民はどのメーラーを使うといいか
私はSparkを使っていますが、もちろん他にもいいメーラーはある。
Gmailしか使わないという人にはInboxをオススメしたい。
Inboxが向いているのはメールを貯めこみたくない人。
読んだメールは片っ端からアーカイブ送りにしてしまい、受信箱を空にするというスタイルを徹底することができるならとても快適に使えることだろうと思う。
たくさんメールが来る人向けというわけではなく、少数であれきっちりとメールを処理する人に向いているだろう。仕分けに関しては自分でやろうとせずに、ある程度Google側に任せてしまうことができるかがポイントになってくるかもしれない。
Mailboxとは性格が違うので多少戸惑う点もあるだろうが、とにかく貯めこまないことさえ心がければ他のどのアプリよりも手放せなくなることと思う。
サクサクと処理できるのが気持ちいいメーラーだ。
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対抗馬としてはMicrosoftのOutlookがある。
こちらはGmail以外も使えるのでより広い受け皿となるだろう。バランスよく作られている。
こちらはスケジューラーが組み込まれているので、予定を確認しながらメールを書くのがとても楽に行える。もちろんメールを読みながら新しい予定を追加するのも。
Mailboxではメールを横スワイプすることで削除やアーカイブなどの操作が左右2つずつ行えたが、Outlookで設定できるのは左右1つのアクションとなるのでそこは注意したい。
予定確認が必須な社会人にオススメしたいメーラーだ。
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そしてSparkはMailboxに似ている。
左右のスワイプは左右2つずつ割り振れるので、Mailboxで染みついたスワイプ操作をまた憶えなおす必要はないだろう。
カレンダーもアプリ内で確認できるが、これはOutlookの方がだいぶ優秀。まだ発展途上。
似ているというかあえて寄せている部分も大いにあると思うが、MailboxのUIが好きだった人にはまずこれを触ってみてほしいと思う。
いずれにしろ、この3つはどれも無料だ。
Sparkの進化
正直言ってどのアプリにも一長一短あるので、自分で使って判断しろ以外には言えることがありませんが、それだけだとか前に書いた記事と大して変わらないことを繰り返してるだけになってしまうので、Sparkが今回のアップデートで良くなった箇所も書いておきます。
・日本語対応
英語のアプリが途中から日本語化すると違和感を感じてしまうことがこれまでも多々ありまして、「Sparkは日本語化しないでも別にいいよ」と本心では思っていた私でさえも納得の仕上がり。
一番上にあるSmart Inboxを変にカタカナ化せずにそのままの表記で残したところも好感が持てます。無理な翻訳をしていない。
・内蔵Safariのエッジスワイプに対応
いままで左上の閉じるボタンを押さなければブラウザを閉じれませんでしたが、エッジスワイプで閉じられるようになりました。
嬉しい。
ChromeやFirefox、普通のSafariも選べます。
・WatchOS2対応
Apple Watchでの利用がより便利になったらしい。持ってないのでわからないけど。
・iPad対応
広い画面でメール処理ができるように。
iPad Proももちろん対応しています。
・クラウド経由での設定同期
iPadで同じ設定をし直す必要はありません。
設定同期機能があるので、他の端末でも同じように使えます。
もちろんアカウント自体もですよ。
あとは通知をタップしてからメールが開くまでの待たされる時間が短縮されたとか、書きかけのメールを下にスワイプするだけで下書きとしてキープしてくれるようになったとか、細かいけど嬉しい改良点がいくつもあります。
ぜひ触ってみてほしい。
今後はAmazonやAppleからのメールをちゃんと分類してくれるようになったり、天気や連絡先なども参照できるようになるということで、ますます楽しみです。
↑この近日公開の文字にワクワクさせられてしまう。
開発中のMac版も控えていますし、まだ進化の余地を残した素晴らしいメーラーだと思いますよ。
なにしろアプデが待ち遠しいほど機能追加のあるメーラーなんて、もうほとんどありませんからね。
これまで英語で敬遠してた人もこの機会にぜひ。
あ、そうそう!私がSparkを好きな一番の理由ってExtensionが呼び出せるところなんですよ。
こればっかりは他に替えがきかない!
パワーユーザーにも初心者にもオススメです。
ちょっと関係ない話で恐縮ですが、ToDoアプリやメールアプリって使用言語を選ばせてくれないことが殆どですよね(Sparkに関しては翻訳もフォントも常識的なので気になりませんが)。ゲームでは大概言語のオプションが付いているのとは対照的で、何か業界の決まりでもあるんでしょうかね。。。
たしかに変な翻訳をみるとがっくりしてしまいますから切り替えができると嬉しいですよね。
iOSはそういう言語設定をアプリごとにやらないでも適切なものを選ぶような仕組みがあるので、設定できないのが普通なのかなと思います。
ゲームはPCゲームなどの文化もある程度引き継いで、わざわざそういう設定を用意しているという感じでしょうか。
決まりというか文化の違いってところでしょう。
有料のAirMailはどうでしょうか?
AirMailは高いから誰かに聞かれなかったらスルーしようかと思ってましたが、やっぱり気になりますよねー。
記事に書くかはわかりませんが買ってみようと思います。
気に入ったら記事になるでしょう。
これはキャリアメールには対応していないのでしょうか?
私はキャリアメールを使っていないのでお答えすることができませんが、検索すると設定方法などを書いたブログが出てきますので、使えるキャリアもあるようです。
探してみてください。