まず、私はあまりクレジットカードが好きではありません。
なのでこの記事はクレカの宣伝だとか、これでお得になるといった話ではなく、クレジットカードの代替案とその利用法についてのお話です。
よくあるカードのアフィリエイトでもありませんよ。
クレカのメリット
手元にお金が無くても高額な商品が買える。
カードによってはポイントがたまる。
さまざまな補償が付帯する。
通販などの支払いが楽。
などなど。
ルミネカードだと10%オフセールがあったり、ViewカードだとSuicaのオートチャージが出来たりといろいろと他にもメリットはありますよね。
クレカのデメリット
自分の金ではない。
計画的な利用をしないと返済に苦しむことになる。
限度額がある。
請求までにタイムラグがある。
私がクレジットカードを好きじゃないのはタイムラグがあることが一番大きい。
使ったら使った分だけ資産が目減りするのではなく、一時的に増えて見えてしまうところです。
信用を担保に金を借りてるだけなんですけど、スッキリしないし、金を借りることに慣れてしまうのはよろしくない。いい面もありますけどね。
さてデメリットを減らすのにはいい方法があります。
Visaデビットカードです。
Visaデビットってなに?
Visa加盟店であればクレジットカードと同様に使えるデビットカードのことです。
カードにはVisaのマークが入っていますし、お会計の時もクレジットカードを使う時と全く同じです。
ただしお金が直接銀行口座から引き落とされるというもの。
借金をしないクレジットカードとでも考えればよいです。
MasterデビットとかJCBデビットという同様のサービスもありますけど、そちらは使ったことがないのでこの記事では触れません。
Visaデビットカードのメリット・デメリット
デビットカードというのはクレジットカードとは違い、使ったらすぐに自分の口座から使用した分だけ引き落とされます。
タイムラグはないし、借金でもありません。
デメリットは一括払いのみなことと、カードの種類が少ないとか、ポイントや補償が弱いってところです。
デビットカードってのはクレジットカードと使い方が違うってイメージを持っている人もいると思うんですが、それは銀行のキャッシュカードを使うJ-Debitのイメージ。
Visaデビットはそれとはまるで違います。
クレカよりいいところって何さ
買ったらその代金が即引き落とされることです。
決済通ったら数秒後には引き落としのメールが飛んできます。
以前に家計簿アプリで支出管理をしていたことがあったのですが、クレカで購入すると購入日と引き落とし日にズレがあるのがどうにもやりにくくって記録を付けるのをやめてしまいました。
その点デビットならわかりやすい。
支出管理アプリを使っている人にはとてもメリットがあります。
カード審査なしで15歳(高校生)から持てる
クレジットカードは基本的に成人かつ一定の収入がある人に限定されていて、その審査に通らなければ持てません。(ファミリーカードとかそういうのは別ね)
ずいぶんと審査がザルなカードもあるようですが、それでも高校生では基本的に無理です。
その点Visaデビットは借金をするわけではありませんから、簡単に持てます。
しかし使い勝手は普通のVisaカードと変わりません。
高校生が通販をするとなれば家族にカードで払ってもらうとか、銀行振り込みが主になると思いますが、Visaデビットがあれば自分でカード払いできちゃうわけです。
これが大きなメリット。
Visaデビットの発行元はどれを選ぶか
選べるのは↓このどれか。
あおぞら銀行
イオン銀行
ジャパンネット銀行
スルガ銀行
三菱東京UFJ銀行
楽天銀行
りそな銀行(埼玉りそな銀行・近畿大阪銀行)
カードの発行元は銀行のみなので、自分が口座を持っている銀行を選ぶと手っ取り早いのですが、東京三菱UFJやりそな銀行などでは年会費がかかってしまう。
JapanNetBankは年会費無料ですが、ATMの利用には2回目以降から手数料がかかってしまうのが難点。
年会費ゼロで、かつコンビニATMの手数料もゼロなところに重点を置いて比較したところスルガ銀行がよさそうでした。
ゆうちょ銀行やセブン銀行、E-netでのコンビニ入出金が手数料かからずにできるので、スルガ銀行の店舗が身近に無くても困りません。
月次決済が可能で年会費無料、コンビニATMも無料なのはスルガ銀行のみっぽい。
格安SIMのIIJmioをVisaデビットで使う
私はSIMフリーのiPhone6とIIJmioのSIMで月額972円の支払いだけで運用していますが、IIJmioというのはクレジットカード払いしか対応していません。
なので高校生なんかには手が出しにくいところだったんです。
しかしVisaデビットならVisaのクレジットカードとほぼ同じように使える。
(※厳密にいうとVisaデビットの中でも月次決済が可能なものと、そうでないものがあり、それに対応していないと契約できません。
また月次決済対応のVisaデビットでもダメなMVNO会社はありますのでご注意を。)
スルガ銀行のVisaデビットとIIJmioの組み合わせなら大丈夫!
IIJmioの場合、音声通話機能付きSIMの契約は20歳以上という制限がありますが、データ通信用・SMS機能付きSIMには年齢制限がありませんので、Visaデビットがあれば高校生でも格安SIMが契約できますよ。
まとめ
学生さんやいろいろあってクレジットカードが持てない人、家計簿をつけるときにクレジットカードの支払いがめんどくさくて嫌になっている人、借金が嫌いな人、そういう人はVisaデビットを使ってみるといいです。
実にスッキリします。
Visaデビットを使うようになって1年くらい経ちますけど、本当にクレジットカードと同じ使い勝手で使いやすい。
決済が通ったらすぐにメールが来るのも結構よくって、不正使用があったら気づけるでしょうし、安心が出来ます。
不満点はスルガ銀行の出入金が24時間じゃなくって夜中には行えないってことくらいでしょうか。(Visaデビット自体は24時間使えます)
それさえ気を付けていれば全く問題が無いですね。
利用可能時間帯はこちらで確認できます → ATM入出金手数料|スルガ銀行
スルガ銀行アプリはTouchIDに対応していないのは残念ですが、パスコードだけで残高確認ができる手軽さがありがたいです。
異様にレビュー評価が低いですけど、主に使い方がわからないというもの。私は使えてるので特に問題はないですね。
使い勝手がいいとは言いませんが、最低限の仕事はこなしてくれます。
クレカが無いのでIIJmioを使えなかった人はぜひスルガで作ってみるといいですよ。
という感じでiPhoneを絡めたクレジットカード・Visaデビットのお話でした。