二酸化炭素濃度を計測し、適切に換気をすることで仕事の効率を上げようという潮流があります。
今日Twitterで流れてきた記事はセンサーモジュールを組み合わせて自作測定器を作ったというもの。
M5Stackで家とオフィスの二酸化炭素濃度を計測した
二酸化炭素濃度が高まると眠くなったり頭が重くなったりして、作業効率が下がるわけですが、それが空気環境に起因するものだとは気付くことが難しい。
ですから二酸化炭素濃度を計測するというのはとても有効な対策になります。
大学などでも二酸化炭素濃度を測ってみたら講義室の二酸化炭素濃度が基準値を超えていたなんて報告がいくつも上がっています。
教授『自分の面白い講義を聞いて寝てしまう学生がいるのは講義室のCO2濃度が高いからだ』とCO2モニターを持って講義に出かける→驚くべき結果が出てしまう – Togetter
講義室利用時の二酸化炭素濃度と空気環境改善対策 – 島根県立大学
自分の体調や能力の問題ではなく、空気が悪いからという単純な理由で学習や作業効率が落ちてしまうのはあまりにも馬鹿げた話なので、温度計と同じくらい手軽なこういうセンサーが普及してほしいものです。
エアコンとか空気清浄機にこそこういうのが付いてなきゃいけない気がします。
市販の製品ではNetatmo ウェザーステーションというのが良くて、二酸化炭素濃度だけでなく、気温、湿度、気圧、騒音まで測定可能。
しかもIFTTT対応なので、二酸化炭素濃度が基準値を超えたらスマホ宛に通知を飛ばすなんてことができる。
あとはIFTTT対応だとAwairくらいかな。
ほしいすね。
単純に計るだけならもうちょっと安いものもあるんだけど、自覚的に濃度による変調に気付けない以上は計るだけでなく換気を促すところまでセットで考えなきゃいけない。
冬場は暖房器具を使うし、外が寒いからなかなか換気をしない。
春は花粉症だからやっぱり換気をしない。
そういう状態でどうやって体調を保つかという意味では、目に見えない空気をいかに管理するかというのはとても大きなポイントになると思う。
今年は空気管理をはじめよう。
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Kickstarterで気になった製品。
High Five® – The Most Compact 5in1 Charging Cable by VONMÄHLEN — Kickstarter
High Fiveは先日紹介したInChargeによく似た製品。
こちらは着脱式のコネクタを組み合わせることでUSB-C to LightningやUSB-A to Lightning、USB-A to USB-Cなどいろんな組み合わせが使えるもの。
例によってMFi認証は無いけどちょっと気になるね。
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SwitchPod — The minimal, versatile, handheld tripod. by Pat Flynn — Kickstarter
あとはずいぶん前から予告で気になっていた製品がSwitchPodという一瞬で展開できる三脚。
自分の使い方には合わないかなぁと思いつつも、三脚という枯れたカテゴリの中でも新しいアプローチの製品が出てきたことは素晴らしいですね。
これは出来も良さそうだし、店頭にも並んでほしい。
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今日の音楽
今週末で上野のフェルメール展が終了するということで、今日の音楽です。
学生時代の卒業制作アニメーション『赤ずきんと健康』で話題をかっさらった奇才・井上涼。
この才能が埋もれるはずはないと思っていましたが、いつの間にやらNHKのお仕事までしているとは予想を超えていきます。さすがです。
(※残念ながら埋め込み再生には対応していないため、リンク先でご覧ください)
井上涼 – 何にでも牛乳を注ぐ女
https://www.youtube.com/watch?v=pia0iJLqzmA
シュールな世界観と、味のある歌声が癖になってしまいます。
フェルメール展は2月16日から大阪でも開催されますので、関西の方はこの曲で予習してから観に行くとより味わい深くなるでしょう。
あとお時間ある人は『赤ずきんと健康』も見ましょう。脳にこびりつきます。