アメリカでのアプリの評価を知りたいけど、海外のAppStoreを覗くのって結構めんどくさい。
パソコンのiTunesではストア右下の方に国旗マークが出ていて、それを押すことでストアの切り替え機能が使えるんですけど、iPhoneでは用意されておりません。
それを手軽にしてしまおうというワークフローです。
AppStore switcher
実行するとどちらのストアに切り替えるかメニューが出るのでそれを選ぶだけです。
機能はシンプルこの上なし。
ワークフローを実行し『US』を選択 → 『Storeを変更』をタップ → USストアが開く
▼実際の流れ
パソコンのiTunesでやるよりも簡単ですね。
解説
実はWorkflowを使う必要さえないものなのですが、一応説明しておきます。
JPストアを指定したときにはドラゴンクエスト ポータルアプリのURLを開いています。
USストアの場合にはPerfect WeatherというアプリのURLを開いています。
たったそれだけ。
なのでこのワークフローを使わなくても、iPhoneで↑このPerfect WeatherのURLをタップすればUSストアに切り替わるのが確認できるでしょう。
目に付いたものを使っているだけなので、べつに他のアプリでもかまいません。
特定の国でしか提供されていないアプリを表示させようとすると、その国のストアを開いてくれるということなのです。ですから、中国のストアを開きたいと思ったら中国でしか提供されていないアプリを探してくればいいし、韓国でもドイツでも、世界各国のストアを同じ手法で切り替えることが出来ます。
とはいえ、これは見るだけの機能でして、アプリをダウンロードするためにはその国にアカウントを作る必要があります。海外のアカウントを持っていない状態で何かアプリをダウンロードしようとすれば、日本のストアに切り替えろというダイアログが出ます。なのでこのワークフローのJPストアに切り替える機能は使う必要はありません。日本のストアに戻りたくなったら適当にアプリをダウンロードしようとするだけでいい。
USストアでしか配信されていないアプリをダウンロードしたい場合にはUSアカウントでサインインし直す必要があるわけですが、サインインをすると自動的にそのアカウントに紐付いたストアに切り替わりますので、その場合もこのワークフローを使うことはありません。
これはあくまでも海外のストアの状況をのぞき見るためのものです。
おわりに
結構前からこの方法で海外のストアを覗いたりしていたんですが、あまり知られてなさそうな裏技なのでワークフローに絡めて書いてみました。
日本ではまだレビューがないアプリについて、海外での評価が気になったときに使うことが多いですね。
他にも海外のストアでしか特集されていないものがあったり、ピックアップされる内容にもかなり差がありますので比べてみると面白いです。
このワークフローの利用価値は各国のストアを開くことができるようになって高まると思う。
もし他の国で配信されているものでこういうアプリがあれば教えてくださいね。