HHKBやリアルフォースなど、キーボードは手になじんだものを使いたい人が多いことでしょう。Bluetoothのキーボードはイマイチなものが多いから、USBキーボードを繋ぎたい。そう思っている人はこの記事で解決します。
このLightning – USB 3カメラアダプタがあれば、手軽にiPhoneやiPadで好きなキーボードを使うことができるのです。
定価は4,860円。
必要なもの
・キーボード
・Lightning – USB 3カメラアダプタ
・モバイルバッテリー or USB電源
・ケーブル
使うのはこれだけです。
電源には2A出力できるものを使ってください。iPad付属の充電器とかでも。
つなげるとこう。
簡単につながりました。
これなら持ち運びも簡単。どこにいてもいつものキータッチがiPhoneでも味わえる喜び!
すばらしいですね。
HHKBなどの静電容量方式のキーボードは特に消費電力が多いので外部電源が必要になりますが、メンブレンやパンタグラフキーボードであれば外部電源無しに使うことが可能でした。
注意点
接続する順番はLightningから先に、キーボードのUSBケーブルは最後です。
HHKBの場合はその順番でないと消費電力が大きすぎると警告が出て認識してくれません。
ちゃんと順番を守っても警告が出ることがあるんですが、その場合はUSBケーブルを何度か抜き差ししていると使えるようになります。
一発でつながってくれるといいんですけどね。
HHKBよりもさらに消費電力の大きなものだと難しいかもしれない。
あとこのアダプタはおそらくiOS9.3以降でないと動きません。
上手くいかない場合はアップデートをしてください。
iOS10でも動作を確認しています。
旧Lightning – USBカメラアダプタから何が変わった?
Lightning – USB 3カメラアダプタと旧製品との違いは、まず名前でわかるようにUSB3.0に対応したというのが変更点のひとつ。(※USB3.0の速度でつながるのは12.9インチiPad Proだけ)
それとLightningポートが追加され、Lightningによる電力供給にも対応したのが注目すべきポイントです。
左がUSBポート、右がLightningポート。
Appleのページにはこうあります。
USB電源アダプタを使ってLightning – USB 3カメラアダプタを電源に接続すれば、ハブ、Ethernetアダプタ、オーディオ/MIDIインターフェイスや、コンパクトフラッシュ、SD、microSD用のカードリーダーといったUSB対応周辺機器をつなぐこともできる
これまでもLightning – USBカメラアダプタをセルフパワーUSBハブを介して電力供給をしつつつなぐという方法はありましたが、持ち運びには向いていませんでしたし、ちょっと煩雑でしたよね。
Lightning – USB 3カメラアダプタとモバイルバッテリーだけで環境構築ができて、それがぐっとお手軽になったというわけです。
総評
最近iPhoneで文章を書く機会を増やしているんですが、そこで問題になるのがキーボード。
某BTキーボードを使いにくいなぁと思いつつ我慢してきたわけですが、使い慣れた有線キーボードがiPhoneでも使えるようになるこのアダプタはもう最高以外の言葉がありません。
HHKBがiPhoneでつかえるの気持ちよすぎる!!
実はAppleのページでは互換性のところにiPadのことしか書いておらず、iPhoneだと使えないかもしれないなーと覚悟していたんですが、無事使えることを確認できてよかったです。
もちろんUSBメモリやSDカードの読み込みも可能でした。
ちなみにLightningからの電力はiPhone本体にも充電されますよ。
外で文章を書くならもっと薄くて軽いBluetoothキーボードを買った方がいいとは思いますが、自宅でパソコンと同じキーボードが使えるようになるってだけで投資した価値はありました。
いいよーこれ!
まだAmazonでは売っていないようなので、Appleかヨドバシでお買い求めを。
Lightning – USB 3カメラアダプタ – Apple (日本)
ヨドバシ.com – アップル Apple Lightning USB-3 カメラアダプタ [MK0W2AM/A]【無料配達】
人柱覚悟で買った甲斐がありましたね。
これとUSB-Ethernetアダプタを使うと有線でインターネットが使えるようになります。
気になる人は↓こちらもどうぞ。
このアダプタでhhkbが動くのか不安でしたが、大丈夫そうですね。
情報ありがとうございます。