別のアプリをインストールしてエンコードしたり、JavaScriptを使ったやり方というのは敷居が高いので、知識も準備もなしでURLエンコードをする方法を書いておこうと思います。
ちなみにこれはiOS6くらいに気付いたんですけど、試したらiOS5でもできました。
URLエンコードって何?
WikipediaなどのURLに日本語が含まれるアドレスをコピペしたときによく変な文字列になっていますよね?
それが、URLエンコードされたものです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/Wikipedia%3A%E7%8F%8D%E9%A0%85%E7%9B%AE
こんな感じになっているでしょう?
これは日本語と記号部分がエンコードされていて、元に戻すと↓になります。
https://ja.wikipedia.org/wiki/Wikipedia:珍項目
これはエラーが出ないように処理をされたもので、ちゃんとしたリンクを作ったり、URLスキームをいじったりするのには欠かせないものなんです。
エンコードしてみよう
必要なのは純正メモアプリ。
ご存知のように純正メモには、URLを貼るとリンクとしてクリック可能になる特徴があります。
https://reliphone.jp/
と書いて完了を押せば、それがリンクになる。
特徴としてはhttp以外のURLスキームもリンクになる点で、line:///と書けばLINEが起動するリンクになる。
さてどうやってエンコードするかというと、
ftp:///
この後ろに好きな文字を入れるだけ。
ftp:///テスト
これで完了を押せばリンク化されるはずです。
そのリンクを長押ししてアドレスをコピーする。
それを貼り付けてみると
ftp:///%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%88
こういう文字列になる。
ftp:///以降がUTF-8でURLエンコードされた状態になってコピーできたわけです。
エンコードしたい文字の頭にftp:///を付けるだけ。簡単でしょう?
まとめ
これの注意点としてはftp://では駄目で、ftp:///にしないと違う結果になってしまう点。
またスペースや改行、記号などを入れると、この方法ではエンコードできないことがあります。
ただちょっとした日本語をエンコードするにはこれで問題ない。
じゃぁこれを何に使うって話はまた明日。
そうそう、上に貼ってあるWikipediaのリンクはものすごい時間泥棒な上に、読んでると変な脳汁が出てくるので、暇人以外はオススメしません。