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このアプリがすごい No.19 Pasteasy – デバイス間の壁を無くすデータ共有アプリ

  2015/05/30

よくあるクリップボード共有アプリかと思ったら、そんな生ぬるいもんじゃなかった!

レビューしたのはiPhone版ですが、Android版もあります。

基本はクリップボード共有アプリです。
コピーした内容を他の端末と同期する。

どこがすごいのか

 

バックグラウンドでの画像保存

画像をコピーしたらアプリに保存してくれるアレでしょ?
いやいや、そんなもんじゃありません。

画像を保存したり、画像をコピーしたら、同期している他の端末のカメラロールにも自動で保存されます。
スクリーンショットを撮ったらそれも自動で送られる。

iPhoneでコピーした画像、保存した画像が片っ端から転送されていくんですよ。
そしてWindowsやMac(Android版も)のクライアントもあるので、それを常駐させておけばパソコンにもガシガシ保存されていきます。
転送って作業を全く意識させないのが素晴らしい。

もちろん逆も可能でして、パソコンでコピーした画像は自動的にiPhoneのカメラロールに保存されます。
なんというシームレスさ。

勝手に保存されるのは困るって方は設定で変えられますので安心です。
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ローカルなフォトストリーム??

カメラロールに保存されたものは自動で転送されると書きました。

ということは、iPhoneのカメラで撮影したものがパソコンにもリアルタイムで保存されるわけで、Eye-Fiとかフォトストリームみたいなことがもっとずーーっと手軽に実現できちゃうわけです。
しかも速くて、容量に制限はない。

いや、ちょっとすごすぎませんかね。

 

文字列共有

アプリを立ち上げた状態で他の端末からURLをコピーすると、自動でSafariが起動してサイトを開きます
受け取る側は触る必要が無い。

ちなみにこれはhttp,httpsじゃないと自動で開かないようなので、URLスキームで任意のアプリを開くようなことまではできない。
しかしhttpからリダイレクトで飛ばしてやるということはできるので、TinyURLなどを利用してやれば任意のアプリを自動で開くことも可能ではあります。(TinyURLを直接開くようにするのはあまりオススメはしませんけどね)
すごいです。

もちろん文章もきっちりと。
試しに青空文庫の中から長い文章としてカラマーゾフの兄弟(上)をコピーしてみたが、瞬時に転送され、動作が不安定になるようなこともなかった。(42万文字ほどもある)

安定していて良い!

 

セキュリティ

最近の流行はPushbulletで画像を送ったり、文章を送ったりが多いようですが、私は外部サーバーを介してやり取りするのが嫌だったので使っていません。
かつてはローカルネットワークで動くPastebotを愛用していましたが、何年も更新が止まっていますし困っていたところでした。

Pasteasyは嬉しいことにローカルネットワークで動きます
もちろんテザリングした端末同士でもね。
接続は同一ネットワークの端末からアプリ内のQRコードをスキャンして登録するだけ。
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シンプルでセキュア。

クリップボードの内容はAES128で暗号化されて送られます。

いいよいいよー!

 

バックグラウンド動作の制限

さて本題はここから。

クリップボード監視するアプリってのは腐るほどあるんですけど、ネックとなるのはiOSはアプリのバックグラウンド動作を3分間に制限している点でして、通常のアプリはバックグラウンドに回ってから3分で動作が停止してしまうために使い勝手が良くないわけです。
それを回避するためにはナビアプリのようにGPSを使ってバックグラウンドでも動き続けさせたりさせるわけですが、GPSを常にオンにするってのはかなりバッテリーを食うのであんまりいい手法ではありません。
このアプリはなんとBluetooth接続でその制限を回避しています。

本来このアプリも3分間の制限はあるんですけど、Bluetoothで他の端末とペアリングした状態のときには、完全に無制限なバックグラウンド動作ができるんです。
つなぎっぱって結局バッテリー食うでしょと思われるでしょうが、低消費電力を謳うBluetooth LEでの接続ですから馬鹿食いはしません。

iPadとペアリングして使ってみたんですけど、iPadは起動させておく必要はありません。ペアリングしたあとはスリープして放置しておいても大丈夫
あとは何時間でもバックグラウンドでコピーを監視し続けてくれます
メモリ不足になったときはさすがにキルされたりもするようですけどね。

Windowsとペアリングしても常時起動を維持できるのか気になったので、USBドングルを買って実験してみましたが、それは無理なようでした。
Bluetooth LE対応のMacならいけるみたいなので、もし試した方がいらっしゃったら教えてください。(※Bluetooth LE対応のMacが必要ですので、ご自分のマシンが対応しているか確認してくださいね)
【追記】Mid 2011のMac miniで試したら問題なくできたそうです。情報感謝@hibiki_hemiさん【追記】

しかしiPadとペアリングさえしておけば常時起動ができるので、Windowsとも常にクリップボード共有や画像保存ができています。複数台の同期もOK。
本当にすごい体験です。

AirDropよりずっと便利なんじゃないのコレ?

 

まとめ

こういうのって便利っぽいけど実際使ってみると微妙なものが多いんですが、これはもういろんな可能性が見えてきます。

写真を転送するのなんかも
カメラロール開いて→写真を複数選択→コピー
これだけで10枚の写真がいっきにパソコンに保存されてますからね。驚異的な手軽さ。

そうそう、Bluetoothって別の部屋に置いてあってもつながるんですね。
違う部屋に置いてそれなりに離れてても接続は維持されてました。便利だわー。

動画だともうちょっと想像しやすいかも。

ちなみにいま共有できるのはテキストと画像のみですが、機能リストには
files (coming soon)
という、おっそろしく嬉しい文字列がありまして、開発者曰くzipとかもコピーするだけで転送できちゃうようになるとか。
正座して待ちます!!!

デバイス間の垣根を取っ払うような素晴らしいアプリなので、こういうの好きな人はぜひ買ってください。
Command-Cという似たようなコンセプトのアプリがありましたが、どうも不安定なままフェードアウトしてしまったようですので、代替をお探しの方にピッタリかと。

URLスキームは起動用のものだけあります。
pasteasy://

Mac用、Windows用のアプリは↓こちらから無料でダウンロード可能です。
Pasteasy – Copy on the phone, paste on the computer

日本語化もされて、アップデートもとても意欲的。
これからがますます楽しみなアプリです。
オススメ!!

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