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Appleの提供する短縮URLについての覚書

  2016/01/17

Appleはいくつもの短縮URLを提供している。

ちゃんとした知識を持っていればそのURLがどういうものかを見分けるのに役立つことだろう。
ぜひ覚えておいてほしい。

 

appsto.re

最も知られているのがappsto.reという形式。
これはAppStoreでリンクをコピーした際に得られるURLだ。

コピーできたURLは以下のようになる。
https://appsto.re/jp/Vo5-6.i

このようにストアから直接得られるURLは元よりappsto.re形式で短縮されている。

展開すると以下のような形式となる。
https://itunes.apple.com/jp/app/opener-open-links-in-apps/id989565871?l=en&mt=8
短縮URLの段階でjpという属性情報が付与されているにもかかわらず、言語指定がl=enとなっているため、パソコンのブラウザで見ると英語のページになるのが難点だ。

この短縮URLはユーザーがいじることはできず、アフィリエイトなどで使われることはない。

短縮URL末尾の.iというのはiOS端末からコピーされたものを示す符号のようで、これは削ってしまっても同じURLにリダイレクトされるため全く支障はない。
https://appsto.re/jp/Vo5-6.i
https://appsto.re/jp/Vo5-6
この二つのURLのリダイレクト先は全く同じだ。

1月17日現在は.iが付いているとちゃんとページを開いてくれないという問題が起きているので、暫定的には削ってしまうのがいいと思われる。
この問題はいずれ修正されるでしょうから、しばらくは様子見です。

 

itun.es

こちらはiTunesで使われる形式。
取得方法も全く同じだ。
appleco2
コピーできたURLは以下のようになる。
https://itun.es/jp/JB7h_

展開すると以下のような形式となる。
https://itunes.apple.com/jp/album/blackstar/id1059043043?l=en
こちらもパソコンなどでは英語のページに飛ばされてしまうのが難点。

この短縮URLもユーザーがいじることはできず、アフィリエイトなどで使われることはない。

 

appstore.com

これは開発者向けに提供されているもので、短縮のための仕様が公開されていて、手動で短縮する必要がある。

PixelmatorのURLを例に短縮をしてみよう。
https://itunes.apple.com/jp/app/pixelmator/id924695435?mt=8
 ↓
http://appstore.com/pixelmator
このようにアプリ名の部分だけを抽出して使うことができる。

またデベロッパ名で短縮をするとアプリ一覧の画面へ飛ばせる。
https://itunes.apple.com/jp/developer/sorakaze-inc./id1046448101
 ↓
http://appstore.com/sorakazeinc
×http://appstore.com/sorakaze-inc.
後者の記号が入ったURLでは反応してくれない。
アプリ名で短縮する場合でも、デベロッパ名で短縮する場合でも、記号などは省略しないといけないので注意を。大文字小文字の区別もある。

詳しい仕様などは公式のドキュメントを参照。
Technical Q&A QA1633: Creating easy-to-read short links to the App Store for your apps and company

 

apple.co

これについては先月くらいにbit.lyの短縮サービスであることに気付いた。

短縮URLサービスのbit.lyは非常に多くの短縮URLを運用しているので、皆さんも知らず知らずのうちに使っているものがあると思う。

企業向けのサービスで、特定のドメインがbit.lyのサービスで短縮される際には自動的にその企業の提供するドメインを利用するものがある。
よく目にするのがAmazonだ。

http://www.amazon.co.jp/CROSSBEAT-Special-%E3%83%87%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%9C%E3%82%A6%E3%82%A4-1969-1973-%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%83%E3%82%AFMOOK/dp/4401642279/
この長ったらしいURLをbit.lyで短縮すると下のようにコンパクトにしてくれる。
http://amzn.to/1Pt4Ufy

このようにamzn.toというドメインを使ってくれるのでわかりやすい。
これと同じ仕組みを使っているのがapple.coだ。

特に指定をせずとも、bit.lyでAppleのURLを短縮するとすべてapple.coとして短縮する
このドメインをWHOISで確認するとAppleが正式に所有していることが確認できる。

Appleのドメインであれば自由に短縮URLを作れるため、アフィリエイトコードを付与した状態でもapple.coにできる。
appsto.reはユーザーが勝手にいじることは出来なかったが、わざわざapple.coで短縮しているものにはアフィリエイトコードが含まれている可能性があることを知っておくとよいかもしれない。

j.mpやbiy.lyドメインで短縮されていた場合にはそのURLがどこに飛ばされるか判別が出来なかったが、apple.coやamzn.toであれば確実にAppleとAmazonのサービスであることがわかるというメリットがある。
とはいえTwitterではURLは自動で短縮されるものなので、わざわざ短縮する意味はないのだが。
あえて言うならアフィリエイトであることをわかりにくくしたい場合だろうか。

またbit.lyの提供する短縮URLはURLの後ろに+を付けることでクリック数などを見ることができるアクセス解析画面に入れることで判別ができる。
apple.coやamzn.toを使っているところがあったら、アクセス解析を覗いてみるとそのサイトの影響力などが見られて面白いかもしれない。

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Comment

  1. 名無しさん より:

    最近appsto.reのURLが開けないんですが理由はわかりますか?

  2. maxi より:

    最近不調な理由はわかりませんが、対処法を記載しました。ご確認ください。

  3. 名無しさん より:

    わかりやすい解説ありがとうございます。

    ibooksのリンクにもitun.esが使われるようですが、
    これをiPhoneなどで開こうとすると、ミュージックが立ち上がってしまい、
    ibooksのダウンロードページを開けません。

    この原因・対策などご存知でしたらご教示いただけますか?

    • maxi より:

      これは知りませんでした。
      酷いですね。

      URLを展開してやることでiBooksに飛ぶことができるようにはなりますが、手軽ないい方法はあまりありません。
      Workflowを使ってやれば簡単なんですけど、わざわざそのためだけに買うのはもったいないですし。
      多少手間がかかりますが、LinkBusterというアプリにURLを貼り付けて展開したURLをSafariで開くというのが無料でできる選択肢ですね。

      • 名無しさん より:

        ありがとうございます。とても参考になりました。
        バグですかね…。早く修正されふことを祈ります。

        • maxi より:

          バグはいつの間にか直ってましたね。
          めんどくさい作業がなくなってよかったです。

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