音楽のリモート再生はこれがあればもういいんじゃないだろうか。
Tango Remoteと似ているようで全然違う。
Audibly – Make your music heard.
無料
販売: Nick Frey
出たばかりなので無料ですけど、いつ有料になってもおかしくない素晴らしいアプリですよ。
Tango Remoteと違う点
Tango Remoteと似たアプリですが、考え方はまるで違います。
Tangoは子機端末を操作して、ホスト端末の音楽を再生するためのアプリなんです。
すごく便利ですが、再生したい曲はあらかじめ子機に入れておく必要がある。
あくまでも手元の端末はリモコン。操作だけです。
対してAubiblyは、逆に手元にある端末が親機となり、その音楽を子機側でも再生してくれる。
しかも複数台同時再生です。
接続方法
Bluetoothは使えません。
Wi-Fi接続で同一ネットワーク上にいる必要はありますが、テザリングでもいけるので外出先でも使えますよ!
たとえば車の中とかでもね。
同時再生はいらない?
親機で再生する必要はなくって、子機側からだけ音を出したい場合には、親機だけボリュームを絞ればいいですよ。
それで手元の音楽を離れた場所から鳴らすってことが簡単にできる。
声の高さをいじったり、リバーブをかけたりなんてお遊び機能もついてます。
親機と子機の切り替えも簡単なので、複数人で交代しながら聴かせあうことができますよ。
まとめ
使ってみるとTangoとの違いがよくわかります。
複数同時再生がテザリングでできる強みは、何の設備もなしに何人もで同じ曲を同時に聴けること。
聴き手の盛り上がり、そのタイミングも共有できるってことです。
スピーカーが使えない場所でのダンスレッスンにも良さそうですよね。
スピーカーが無くても一緒に盛り上がれる。
イヤホンを片方ずつ分け合う必要もないです。
再生はキューを入れていくタイプなので、アルバムを丸ごと再生したいみたいな使い方ではほんのちょっと手間ですけれどね。
そういえばこれを作っているのって高校生でして、2013、2014とWWDCのスカラーシップに通っています。(150、200名と狭き門)
Appleにも認められた学生さんなのです。
この人はいつかネタにしようとずっと寝かせていたので、ここでは詳しく触れませんが、他に作っているのもかなりヤバいので、尖がったアプリが好きな人はこの作者に注目しておくといいですよ。