LINE Payというサービスがあります。
LINEアプリの中に組み込まれているので、見たことがあるという人も多いでしょうが、実際には使ったことがないって人も多いと思うので、特に新しいiPhoneをお使いの人にはこれが最高だってことをお伝えしたい。
※クレジットカードなどのアフィリエイト記事ではないことだけはこの段階で明記しておきます。
クレジットカードは好きじゃありません。
メリットその1 高還元率
LINE Payは個人間の送金サービスとしても知られていますが、JCBのプリペイドカードとしてのサービスでもあり、LINE Pay(JCBプリペイド)で買い物をすると、その金額の2%がLINEのポイントとして還元されるのです。
磁気カードもあり、JCBの使えるお店なら基本的にはそのまま利用できます。もちろん通販も。
先日マットレスなどを購入したときには10万円以上の支払いだったので、それだけで2,000円以上還元されました。
メリットその2 ポイントの使いやすさ
いくら2%還元でポイントが貯まっても、スタンプは買わないし、LINEのポイントなんて別に要らねえよって人も多いと思います。
しかし貯まったポイントはアプリ内からLINE Payに1ポイント1円としてチャージできるので、JCBでの買い物にそのまま利用できます。
1ポイントから交換できるのも無駄がなくて良いです。
メリットその3 Suica支払いが2%還元になる
そして、iPhone7、8、XであればモバイルSuicaのチャージにも使えるんです。これがでかい!!
Suicaをクレジットカードでチャージするのにはビューカードのみという縛りがありましたが、iPhone7から導入されたモバイルSuicaアプリを介することで、任意のカードからiPhone内のモバイルSuicaへのチャージが可能になりました。
これにより、Suicaで支払いのできるコンビニの支払いや電車の運賃など、細々とした出費のすべてが2%還元になるという非常に大きなメリットがあります。
首都圏であればSuicaの使えるお店って非常に多いので、いちいちJCBカードを提示するのがためらわれるような金額でもSuicaなら気軽に使えると思います。
LINE PayからのチャージはiPhoneのSuicaアプリ内で完結するので、足りなくなったらすぐにできます。
メリットその4 学生さんでも持てる
プリペイドカードなので、年齢制限や審査無しにJCBブランドのカードが持てるようになります。カードはコンビニに置いてある。
クレジット機能は無いので、コンビニや銀行からチャージをする必要はありますが、手数料はかかりません。
中高生でも通販の支払いが楽になりますよ。
メリットその5 引き落としは即時
クレジットカードって引き落としのタイミングがわからなくて嫌なんですけど、LINE Payはプリペイドカードなので引き落としは即時。
使ったらすぐにiPhoneに引き落としの通知が飛んできます。べんりー。
決済履歴はアプリ内から確認が可能ですし、家計簿も付けやすいってもんです。
メリットその6 もちろんiPhone6s以前でも使える
Suicaのチャージにこそ使えませんが、磁気カードがあるのでクレジットカードの支払いの代わりにLINE PayのJCBプリペイドカードを使えば2%還元になります。
クレジットカードでも2%還元って滅多にないですし、貯めたポイントも使いやすい。
使うための簡単な流れ
必要なものはLINEのアカウントとLINE Payの磁気カード。
LINE Payの磁気カードはアプリ内からの申し込みか、コンビニで入手が可能です。
コンビニの場合はiTunesカードなどのコーナーに置いてあるLINE Payプリペイドカード(※LINEプリペイドカードではありません)を探してみてください。私の近所ではファミマにありました。
LINE Payカードをレジに持っていき、チャージをすることで使えるようになります。とりあえずは1,000円でも。
かわいい絵柄もありますが、あんまりかわいいのを選んでしまうと支払いなどの時に恥ずかしくなるので、ほどほどにしておきましょう。
コンビニに気に入った柄が無かったという人は、アプリ内から申し込みをすると絵柄を選ぶことができます。
→LINE Pay カード申込み方法
チャージは銀行口座を登録するか、コンビニでチャージをするかってところ。
コンビニはローソンのレジで磁気カードを提示してチャージする方法と、ファミマのFamiポートで手続きをしてレジで支払いをする方法があるくらいでしたが、まぁめんどくさい。
しかし、ようやくセブンイレブンのATMでのチャージがスタートしたので、人の手を煩わせることなくコンビニでのチャージが行えるようになりました。めでたい。
(春にはセブン銀行に対応するって言ってたはずなんですけどね・・・)
いちいちコンビニでチャージをするのがめんどくさいって人は、銀行口座と紐付けてオートチャージを設定すると楽になります。
おわりに
という感じでメリットを解説してみました。
しっかしカードのお得さを解説するとどうも胡散臭くなってしまうのはどうしようもないですねぇ。
還元率の高いサービスってのはもれなく改悪の歴史を辿ってきたわけで、LINE Payもいずれ還元率が下げられてしまうでしょう。
この高い還元率を提示する背景には、個人間送金というマーケットでのシェアを確保したいという思惑が見えてくるわけで、まずはこういう餌でLINE Payを使ってもらう人を増やさなければ始まりません。個人間送金って専用のアプリが必要だったり、登録が面倒だったり、出金に制限があったりとどれもハードルが低くはないので、単純に割り勘するだけなら現金で払ったほうがマシです。
ただ、LINE Payでの買い物がお得だってことでユーザーが増えればそのハードルが下がってくるわけですから、LINEとしてもまだしばらくは踏ん張って維持しておきたいところだと思います。
個人間送金をするかは置いといて、還元率が下がったらまた考えればいいわけで、とりあえず節約志向の人は始めてみましょう。
セブン銀行が使えるようになってチャージが簡単になりましたし、利用者もこれでぐっと増えることでしょう。
制限付きとはいえ出金もできるようになりましたしね。
コンビニに置いてあるLINE Pay磁気カードの取り扱いは来年1月15日をもって無くなるとの告知がありまして、在庫次第ではもっとはやく終了してしまうでしょうから、気になったひとは早めに確保しておくといいですよ。(アプリ内からの郵送申し込みは継続されます)
首都圏にいるとSuicaで支払える範囲がとても広いので大変助かっています。
セブンイレブンなんかも1%還元のNanacoを使うより、LINE PayチャージのSuicaで支払ったほうがお得なわけですから。
特に新しいiPhoneでモバイルSuicaを使っている方にぜひオススメをしたいサービスがこのLINE Payです。
iTunesカードの安売りが待てないときでも、LINE PayのJCBカード払いなら2%還元ですよ。いいぞ!