とりとめもなくつらつらと。
とりあえず公式サイトが一番詳しいんだから公式サイトを見ましょう。
以下、感想。
AppleTV
AppleTV 4Kが発表。
4K動画とHDRにより映像がさらに綺麗に。A10Xを搭載。
HD動画と4K動画は同じ価格で提供され、HDで購入してあった動画も自動的に4Kにアップグレードされるとか。ここすごい。
個人的には動画を購入するならアクセスのしやすさでGooglePlay一択かなと思っていたので、この発表は強烈なインパクトがある。
加えてiTunesでは、ちょっと前から字幕版と吹き替え版を1本にまとめての提供を始めているので、SD・HD / 字幕・吹き替え / 購入・レンタルで分かれていたものが、購入・レンタルの選択肢だけで済むようになってきた。この方針は圧倒的に正しい。ユーザーとしてもとてもありがたいことだ。
Amazon Prime Videoの対応も話に上がった。はよこい。
Skyというゲームも発表された。風ノ旅ビトで知られるスタジオthatgamecompanyによる新作だ。ステキ!
非常に期待が持てるが、iPhone、iPadでもリリースされるのでAppleTVのキラーコンテンツにはならないだろう。
基本的にはリモコンだとごく単純な操作しかできないので、AppleTVでゲームをやる機会はあまりないと思う。
一番の問題は4Kテレビがないと持ち腐れになるってことだ。
予約は9月15日、発売は9月22日。
価格は現行機種が32GBで¥15,800 (税別)、4Kは32GBで¥19,800 (税別)、64GBで¥21,800 (税別)となる。
4Kコンテンツだとストレージも圧迫しそうだし、この価格差なら64GBですね。
Apple Watch
Apple Watch3にセルラーモデルも登場。
セルラーモデルはクラウンのところが赤い。
SIMは交換式の物理SIMではなくて内蔵されたものを使うので、購入時からキャリアの縛りが発生する。
腕時計だけで電話ができたり、Apple Musicのストリーミングができるようになるわけだ。
通話デモでの音質は良好だった。
スマホがない環境でも電話が受けられるのは便利ではあるが、ドコモ、au、ソフトバンクの契約が必要(iPhoneも同じキャリアの契約がいる)というのはキツい。iPhoneの契約に追加する形で、ドコモが500円、auとソフトバンクが350円だそうだ。
watchOS4では常に心拍数をモニターしてくれるようになるということで、心臓に持病を抱えている方は絶対に買うべきものの最有力アイテムになったかも。これはスマホとかスマートウォッチに興味が無い層にも強くアピールする。
サイズは変わらずに、マイナーチェンジにとどまった。
予約は9月15日、発売は9月22日。
価格は通常モデルが¥36,800 (税別)、セルラーモデルが¥45,800 (税別)から。
iPhone 8・iPhone 8 Plus
フロントだけでなくバックもガラス張りになり、非常に美しい。新色のゴールドが登場。
両面がガラスになったことで、「落としたけど落下面が運良く液晶側じゃなかったからセーフ」ということがなくなるわけで、ケースを付けないと高確率でバキバキになるでしょうね。
iPhone8ではA11 Bionicが搭載され、iPhone7のA10 Fusionから比較すると70%高速になった。
カメラ関係にかなりの時間をかけていたが、基本的には「こんなに綺麗になりました」って話だ。革新的な変化はなかった。
Plusシリーズで使えるポートレートモードには新たにポートレートライティングという、ライティングのエフェクトをかけられるものが追加。これは結構素敵だった。
本体がガラスになったことでワイヤレス充電に対応した。しかも日本でもごく一般的なQiなので、対応製品は多い。
最近はお店などで充電用のUSBポートが用意されていたりするが、よくわからないポートに接続するのはあまりよろしくないと思っているので、この無線充電がいろんなお店で使えるようになると安心だ。
問題となるのはスマホリングが邪魔になるってことでしょうね。
Android勢がすでに試していますが、基本的にはスマホリングを付けているとQiでの充電はできないそうで。困る人も多そう。
来年にはAppleから無線充電パッドのAirPowerが発売される。iPhone8だけでなく、AppleWatchやAirPods(別売りの無線充電対応ケースが必要)をまとめて充電できるようになる。楽でいいね。
IKEAなんかはすでにQi対応の家具を販売しているけど、これから爆発的に増えていくだろうから楽しみです。
ケースなどは7系と同じものが使えるようなので、選択肢には困らないだろう。
予約は9月15日、発売は9月22日。
価格は8の64GBで¥78,800 (税別)、256GBで¥95,800 (税別)
8 Plusの64GBで¥89,800 (税別)、256GBで¥106,800 (税別)
iPhone X
久しぶりのOne More Thingが見られました。
登場したのはホームボタンを無くした全画面ELディスプレイの特別モデル。
これまでiPhone7が326dpi、7Plusが401dpiだったのに対して、Xでは458dpiとなる5.8インチSuper Retina HDディスプレイを搭載。
画面は非常に広くなるが、上部スピーカー部分が黒く欠けているため全画面での動画再生やゲームはちょっと気になる感じだ。19.5:9という、より縦長のアスペクト比をどう上手く扱うか。一般的なコミック読むのにも上下がかなり余る。
ホームボタンが無いのでTouchIDも無し。その代わりに顔認証のFace IDが導入されました。
iPhoneに顔を向けて画面を下からスワイプするとロックが解除されます。ニューラルネットワークを使った精度の高い認証で、TouchIDは5万分の1の確率で誤認識したのが、Face IDは100万分の1にまで精度が向上したそう。
実際にさわってみないとどれくらい快適かはわからないが、TouchIDで起きていた冬場の手袋問題が解決するし、防水ポーチでTouchIDが使えない問題も解消するのは嬉しいんじゃないかな。
赤外線カメラを搭載しているので、暗い場所でも使える。花粉症の身としてはマスクしてるときにもちゃんと使えるかが心配。
寝ている間に勝手にアンロックされないかという心配はあるが、ニューラルネットワークを使っているなら、ただのパターンマッチングだけでなく、寝ているかどうかの判定くらいはしているだろうと思う。
ホームボタンが無いため、電源ボタンでSiriを呼び出せるようになる。2度押すとApple Payが呼び出せる。
バッテリー駆動時間はiPhone 7より最大2時間長い。
8と共通でワイヤレス充電に対応。
あとどうやら日本モデル以外でもSuicaが使えるようになったようだ。これまで利用条件にあった「日本国内で販売されたモデル」というものが8とXには書かれていない。
もし本当なら海外旅行者には便利になるかもね。あと以前のようにシャッター音のしない海外モデルを使うって選択肢も出てきたのかも。
UIはXだけが特殊になっていて、下からスワイプしてもコントロールセンターが出ず、上(右上?)からのスワイプに変わっている。
画面がでかくなったのに上からスワイプは遠すぎるので、この点に関してはかなり使いにくくなってると思う。
最下部を横にスワイプすることでアプリを切り替えるなんてのもあって、これはとても便利そう。
端末によって基本操作を変えていくのはあんまりよくないなーと思うんだけど、他の端末でも変えてくるんだろうか。
予約は10月27日午後4時01分から、発売は11月3日とちょっと先。
価格は64GBで¥112,800 (税別)、256GBで¥129,800 (税別)
税込みだと14万円コースという、ちょっと電話機に支払う金額ではないレベルに。iMacが買える。
当然ながら私は買えないです。
iOS11
米国時間の19日に出ます。
楽しみ。
事前にバックアップをしたり、32bitアプリ内に保存してあるデータを救出したりしておきましょうね。
眠いのでこの辺でおしまい。
私も買えない。見てるだけ。