“ウィジェットで自由に時間がセットできるタイマーは貴重”
ここがオススメ
シンプルで使い方は簡単。
好きな時間をセットしてStartを押すだけ。
決まった時間をセットしておけるものと比べて、そのつど自由な時間を設定できるのがいい。
通知もしっかりしてくれる。
ここが惜しい
30secでタイマーをスタートすると1秒後には29となるはずだが、1秒後に30secからスタートするため、常に+1秒の状態で動いてしまう。
細かな話ではあるが、やはり1秒後にスタートするのであれば、29からカウントダウンしてほしい。
リセット状態では
00:00:00
という表示になっているのだが、例えばスタート後には
02h 59min 59s
という表記に変わる。
そのまま02:59:59としなかったのには理由があるのだろうが、やはり一貫性がなく感じる。
表記をそのように変えるのであれば、300secでセットしたタイマーはそのまま299、298secと減っていってほしかった。
5minではなく300secと入力したのだから。
アプリ本体とウィジェットでは10キーの並びが異なる。
この変更はウィジェットを省スペース化するための苦肉の策だろうが、自然に指を動かせるのはやはり3つ区切りの方だ。
ほんのちょっとの差だが、ここは大切なことのように思う。
ウィジェットは畳んだ状態では維持できないようだ。畳んでも再表示させると展開してしまうのが惜しい。
まとめ
ウィジェットで自由に時間がセットできるタイマーアプリは貴重な存在と言える。
リリース時はウィジェットも無く使いどころが難しかったが、いまは違います。
普段タイマーをセットするときはSiriに「3分後にタイマーセット」とお願いするだけなんですが、外出先ではそうもいかず、Siriさんには自宅専用の、主にインスタント麺専任スタッフとして活躍していただいています。
早さと手軽さではSiriさんが有能なんですけど、外出先で手軽にセットできるタイマーというのはそれなりにニーズがあるように思います。
ウィジェット・タイマーというアプリもあるが、環境によって通知が安定しないことがあるのが残念。以前は問題なく使えていたが、いつからか通知が来なくなってしまった。
ウィジェットからのタイマーというのはなかなか一筋縄ではいかないらしく、ウィジェット・タイマーはiCloudを使ったトリッキーなことをやっていたようだが、このアプリではiOSリマインダーを利用した通知を使っている。
そのためにタイマー完了の通知はリマインダーのものだ。
リマインダーを使うために気を付けなくてはいけないのは、IFTTTなどでリマインダーをトリガーに使用している場合、タイマーを使うたびにIFTTTが発動してしまうことがある。
そうした時にはIFTTT側の設定を特定のリマインダーリストに限定することで対処しましょう。
タイマーの通知は実行済みにすれば終了しますが、間違えて後でを押してしまうと再通知するかを聞かれ、無視するを選んでもリマインダーにイベントが溜まっていってしまいます。
実害はないし、その辺は仕様上しょうがないところなんでしょうけど。
改良してほしい点はあるものの、シンプルに使えるウィジェットタイマーとしてはいい選択肢なのでオススメしたい。