めずらしくゲームのことを。
スマホゲームは操作がごく単純化されています。
Flappy Birdやクロッシーロードの成功はその最たるもので、頭を使わないでもできる、ただタップするだけの簡単操作。
世界的に流行るには複雑な操作ではダメなんだろうと思える。
操作は単純に、難易度はすぐに死んでも何度でもやり直せるように。
セーブもロードも考えなくていい、スキマ時間に手軽に遊べるものがヒットしています。
Alto’s Adventureもそうした例にもれず、タップとホールドだけで操作ができます。
スノーボードでジャンプアクションを決めつつ、逃げ出したラマを捕まえるゲーム。
Flappyやクロッシーと違うのは、レベルがあってそれをクリアするために課題をこなしていくようになっていること。
レベルアップで新しい仲間が増えること。
そして世界観が美しいこと。
私のプレイ動画を上げてみました。
基本操作はタップでジャンプ、長押しのバックフリップだけ。
コンボが増えていくと得点もどんどん高くなっていき、コンボを重ねてスカーフが光ると空を飛べたりも。
たくさんのトリックを決めて高得点を目指したり、とにかく安全に長距離走破を狙ったりして、なんだかついつい遊んでしまいます。
発売して2か月以上経ちますが、いまだにちょこちょこと遊んでしまうのは、Flappyなどの吸引力が悔しさにあるのとは違い、このゲームの魅力がプレイすること自体の気持ちよさにあるからだと思います。
この世界には朝も夜もあって、雨や雪も降りだします。
時には雷も。
暗闇の滑走はなんだか心細く、夜が明けていくシーンを颯爽と滑り降りていくのはとても心地いいものです。
自然は常に変化していく。
このゲームもそうです。
広告も課金も無し、何度でも滑りたくなる美しい世界です。
こんなにしっかりとしたゲームなのに、作っているのがゲーム会社じゃなくって、タスクやスケジュール管理アプリを作っている会社なのが驚きです。
同社のCheckmark2やShiftsもいいアプリなので、興味がある人は見ておくといいですよ。
現在レベル33で足踏み中。
なかなか進めませんが、それでもついついやめられません。
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英語なのでちょっと大変ですけど、このゲームの開発までの物語がとてもいいエントリになっているので、お時間のある方は読んでみるといいです。
The Story Behind Alto’s Adventure
こういう話を読むと作り手の気持ちが見えて、応援したくなっちゃうよね。