“比較しながら調べたいときに、あると便利な2画面Safari”
珍しくiPad専用のアプリ紹介です。
【追記】iPhoneにも対応しました。メインはiPad用の紹介になりますが、iPhone用の解説も付けておきます【追記】
ここがオススメ
iOS9で追加された新機能にSplit Viewというものがあります。
これはiPadを2画面にして使えるという、本当の意味でのマルチタスクでして、右側でブラウズしながら左側で辞書を引くなんてことができるようになりました。
iPadでもSplit Viewが使えるのはiPad Air 2、iPad mini 4、iPad Proのみとほんの一部なのが残念ですけど、これがとても便利なのです。
左でお店のサイトを開きつつ、右にGoogle Mapアプリを開くとか、2画面同時に見られるというのはやはり快適。
しかし、左右で同じアプリを2つ開くということはできないため、ブラウザの2窓表示をするにはChromeなどのSplit View対応アプリを別途開く必要がありました。
それが地味に面倒でして、URLの受け渡しをするにはコピペやブックマークレットを使う必要が出てきます。そこに手軽さはない。
しかしこのアプリを使うとExtensionからSidefariを選ぶだけ。2タップ。それで簡単に受け渡しができる。
しかもSafari View Controllerを使った内蔵ブラウザなので、中身はSafariそのもの。
↓このように左右で統一感があるので邪魔をしません。
SafariからSidefariに送るときはExtensionを使いますが、逆の場合はもっと簡単です。右下にあるSafariアイコンを押すだけでSafari側で開ける。
本当になんてことのない作りなんですけど、実際に触ってみるとなるほどなーと感心する使いやすさ。
Bookmarkもちゃんと反映してくれるし、本当にSafariが2画面ある感じです。
アップデートでiPhoneにも対応しまして、ExtensionのOpen Modally in SafariをタップするとSafari View Controllerを使った内蔵ブラウザが開きます。
これにより旧来の内蔵ブラウザしか使えないアプリからでも、新しい内蔵Safariが実行できるようになったというわけです。
地味に嬉しいですね。
ここが惜しい
実にシンプル。
これ以上足すことも引くことも無いんじゃないかなというくらい過不足はない。
まとめ
アプリ側でどうこうできるものでもないので、ここが惜しいとは言いませんが、知っておくべき仕様はあります。
Safari View Controllerの内蔵ブラウザはアドレスバーでURLを手入力できないという仕様がありまして、手打ちしたいときはSafari側でやるか、一度内蔵ブラウザを閉じてアプリ本体のアドレスバーでやる必要がある。まぁ仕様ですから仕方ありません。
またSidefari側からSafariにページを送ると新しい窓で立ち上げてしまうため、たくさんたまると閉じるのがめんどくさくなるかもしれません。
しかしそれでもChromeなどのまったく別のブラウザを立ち上げてURLをコピペするよりはずっとずっと便利に使えるはずです。
ネットショッピングに、日本語版Wikipediaと英語版を比較しながら調べたいときに、あると便利な2画面Safari。
きっとすぐに真似したアプリが出てくるんでしょうけど、Split Viewを活用するなら持っておいて損はないお役立ちアプリのひとつです。
レビュー拝見して購入しました。
私の使い方ではSafariを2画面で見るケースはあまりないのですが、まったくないわけではないので、こういうアプリがあると安心です。
受け渡しも簡単ですし、この快適さが120円買えるなら安いです。
ありがとうございました。
わざわざご報告ありがとうございます。
ストアで見ただけだとその便利さがいまいち伝わらないんですけど、実際に触ってみるとかなり使い勝手がよくて、いい買い物をしたなと思えますよね。
シンプルだけど、いいアプリです。
例えば両画面でgoogleを開き、別々のアカウントでそれぞれログインと言うのは可能でしょうか？
SafariViewControllerを使った内蔵ブラウザというのは原則としてSafariとログイン状態が共通になりますので、お望みのことは実現が難しいです。
またiOS10でSafari自体がSplit Viewの2画面に対応しますので、iPadでSidefariが活躍する機会も無くなってしまうだろうと思います。