Launcher Pro – ウィジェットからも使える無料ランチャーアプリ

一度はAppleからのダメ出しによって絶滅するかと思われたウィジェットランチャーですが、最近ポコポコと登場してきました。

このアプリは無料で、アプリ内課金も広告も無し。

しかし正直言って怪しい。
ストアに載っているサイトもダミーにしか見えないし、同じ開発者のアプリなのにサイトはバラバラ。
怪しすぎる。

なのでこれは注意喚起を兼ねて、物好きを対象にしたレビューです。

Launcher Pro w/ Notification Center Widget

Manh Nguyen Tien
評価: –

iOS 8.0 以降。
ss1

 

このアプリにはLauncherのようなパワーユーザー向け設定がないのと、アイコンサイズが横4つに固定なので、Launcherで課金した人が乗り換えるようなものにはならないでしょう。
でも動作は軽快だし、URLスキームも大量に登録されているから無料好きな人には需要がありそう。
Launcherキラー。

しかしLauncherのパクリで終わるのであれば、あえて紹介することもない話です。
本題はここから。

例えばLaunch Center Proなどをホーム画面的に使おうとした場合、画面は3×5のグリッド状になっているし、タップとホールドを使い分けなくてはいけないので、少し戸惑うはずです。

↑ Launch Center Pro

一方このアプリはランチャー本体の表示がとてもホーム画面っぽく作られています。

↓ Launcher Pro
Launcher Pro
ホーム画面に見えるようなものってのはガイドラインでNGになっているはずでして、この辺りはMyFindなども似せすぎないように苦労していたって話があります。
だからなぜ審査に通っているのか本当に不思議でなりません。

しかし動作も軽く、ホーム画面に似ているのは大きなメリット。
ほぼ同じデザインなので、ホーム画面からシームレスに違和感なく使える。

ランチャーを第2のホーム画面とした場合、これ以上使いやすいものはないのではないか。
アイコンが一画面におさまりきらなかった場合には画面が縦にスクロールします。
軽快さとわかりやすさからいってもフォルダを使うよりずっと楽です。

さて、こんな記事書いたものの、オススメしたい気持ちが3割、やめておけって気持ちが7割です。
タダより高い物はないっていいますから、ウィジェットランチャーを使いたいならおとなしくLauncherを使うのがいいと思いますよ。
私はもう削除しました。
現状では実害はなさそうですけど、なんか以前に書いたOxfordの偽アプリ関係と同じような匂いがするんですよねぇ……。
あれは結局実害出ましたから、こちらの動きも注視しておきたいところです。

Apple Watch関連の審査に追われて通常アプリの審査がゆるゆるになっているのか、審査の基準が変わりつつあるのかはわかりませんが、変なアプリは歓迎します。
でも怪しくないのがいいなぁ。

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一応、前に書いた記事を置いておきますので興味がある方はどうぞ。
Oxford、Longman、Cambridge、Collinsなどの有名辞書アプリの偽物に気を付けて | reliphone

アプリの動向と考察 4 | reliphone

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