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Workflow ver.1.1の新機能と注意点

  2015/03/22

リリース以来アップデートがなく、やきもきさせられていたWorkflowがようやく1.1にバージョンアップ。

できることが50以上も追加されており、全体を把握するだけで大変なくらいです。
新機能よりまずは安定板を出してほしいところではありますが、いくつかのバグが修正されていますから素直に喜ぶことにしましょう。

このアップデートで他のアプリがいくつもお払い箱になってしまいそう。

Workflow: Powerful Automation Made Simple

DeskConnect, Inc.
評価: 4(32件)

iOS 8.0 以降。
ss1

 

本体の改良点

ワークフローのインポート時の挙動が変わり、同じ名前のものがある時には問い合わせをするようになりました。
これまでは強制上書きだったので、うっかり他人のUntitled Workflowを踏んでは上書きされる悲しい事態が起きてましたが、それが避けられます。

またインポート用URLスキームにsilentオプションが追加。
デフォルトではfalseになっていますが、trueだとインポート時にそのワークフローを開くことなく追加だけされるようになります。
x-callback-urlでのインポートも対応しましたので、アクションの連続インポートがより簡単になりました。

インポートしたアクションについては初回起動時のみ実行してもよいかの確認ダイアログが出ます。

ダブルタップでアクションを実行するように。
ダブルタップは『タタッ』ってやるのではなく『トン トン』って意識でタップするとうまくいきます。成功の場合は波紋エフェクトが出る。

Safari Extensionからの利用時に選択した文字列が取得できるようになりました。

好きな写真を使ってホーム画面にアイコンを作れるようになりました。
これで他のアイコン化アプリは使わなくてよくなりますね。

ワークフローの複製機能が追加。

 

新機能

全部で54のアクションが追加されています。
https://workflow.is/whatsnew

すべては説明しませんので、詳細は上記サイトを参照してください。
ここでは一部を取り上げます。

Filter Event Attendees、Files、Images、 Locations

入力に対して条件を細かく設定できるようになりました。
ファイルサイズや名前が条件とマッチするか、スクリーンショットやアルバム名などでも指定ができる。
数値に対しては一致、不一致、以上、以下、未満など細かい条件分岐が設定できるようになっています。
このおかげで飛躍的に高度なアクションが作れるようになりました。

 

Find Calendar Events、Contacts、Music、Photos、Reminders

Filterは受け取ったデータに対するアクションだったのに対してFindは任意の検索をしてデータを取得できます。
音楽で★5のものだけシャッフル再生するとか、特定の文字が入ったリマインダーだけ読み込むとかですね。

 

Get Details of Calendar Events、Contacts、Event Attendees、Files、Images、Locations、Music、Reminders

FilterやFindでは条件指定として使いましたが、こちらでは属性値を取得できます。
例えば音楽の場合、いままではGet Current Songで曲名しか取得できませんでしたが、Get Details of Musicではタグ情報など多くの情報が取得できるようになりました。

 

Add to Pocket、Get Pocket Items

Pocketに追加するというのはよくあるものですが、Pocketに保存してあるものを取り出せるというのは他にはない特徴です。

 

Combine Images

画像の注釈程度ならいままでもできていましたが、結合をサポートしました。
スクリーンショットを横に並べる程度の作業であれば専用アプリを使う必要がなくなったわけです。
お手軽でとても使いやすい。

 

Expand URLs

URLを条件分岐させるには短縮URLが障害になっていましたが、外部のサービスを経由して展開する必要がなくなりました。
これは短縮URLを展開しているのではなく、リダイレクト先のURLを取得するという挙動のようです。

 

URL Encode

URLスキームを組み立てている人にとって一番の問題であった文字のエンコードが実装されました。
これで外部アプリとのやりとりがスムーズになるかな。

 

Record Audio

起動すると即録音開始して、画面タップで停止します。
これが案外使い勝手がよくって、とっさのときにも対応できそうでいい感じです。
通知センターから起動するようにしておけばいつでもアイディアを録音できるようになりますね。

 

Open App

リストからアプリ名を選ぶだけで起動できるようになりました。
ただし、多くのランチャーと同じように、すべてのアプリが登録されているものでもありませんから、リストに出てこないものに関しては今まで通りURLスキームを指定する必要があります。

 

Open URLs

SafariやChromeで複数のURLを一気に開けるようになりました。
トリッキーすぎる。こんなやり方よく考えたなぁ。

 

Make ZIP

複数ファイルを指定すると壊れてしまってましたが、ちゃんと動くように。

 

ざっとこんな感じでしょうか。あとはリマインダー関係が強化されたことでIFTTTとの連携がより面白くなりそうな気がしています。

  

URLの扱いに対する変更点

いままでURLスキームを実行する際には、Textに書いてOpen URLsをしていましたが、挙動が変わったようでURLからOpen URLsに渡さないと動かない場面があります。

Textアクションにhttp:をだけ書いてOpen URLsするとエラーが出ますが、URLアクションに書けば動く。
この違いは注意しておきたいところです。

さて、スキーム部分だけの記述でもアプリを起動できるということですから、サンプルをひとつ。
アプリの連続起動をしてホーム画面に戻るというやつです。

ワークフローをインポートする

アクションの最後の箇所が今回のアップデートで可能になった部分ですね。
ホームに戻るために特別なアプリはいらなくなりました。
アプリを連続起動するというテーマにはずっと取り組んできましたが、これがもっともわかりやすいかも。
お好きなURLスキームに書き換えて使ってください。

またExtensionからの実行も選択範囲の取得ができるということで、明示的にURLを取得したいのであればExtensionの種類をAnythingではなくURLsにしておく方が不都合がなさそうな気がします。

 

まとめ

正直言って安定したとはいいがたいです。結構落ちます。
だけど、頻繁にワークフローが消えていた状況は改善されたようですし、それだけでも一安心。
お使いの方はアップデートしておくといいです。

機能強化されてさらに万能さを増してきたわけですが、あとちょっとってところに不満もあります。
Filter Imagesなどで条件指定がより詳細にできるようになりましたが、文字通りFilterできるだけで条件分岐とはいかない。
縦長画像と横長画像ではリサイズ指定も変えたいところですが、現状では別々に処理するしかありません。
パーセント指定でもできたらいいんですけどね。

マイナーアップデートとは思えないほどの機能追加ですが、次は安定性メインのアップデートをもうちょっと積み重ねていただけると嬉しいかなといったところ。
こんな変態アプリはどうせアップデート申請通らなくてリジェクトだろうと思っていた方も多いでしょうけど、これで今後も期待してよさそうです。

このアプリは素晴らしいものですけど、触っていて気持ちよくないのは、タップした瞬間と動作が始まるまでにラグがあって、反応しているかどうかがわかりにくい点ですね。
タップに効果音でも付けてくれれば多少は軽減できると思うのですがねぇ。

ともあれ、これだけ遊べるアプリは滅多にありませんので、セールのうちにどうぞ。
アプリ間連携強化のために他の有力デベロッパにも声をかけてましたから、今後も楽しみです。

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↓halさんもレビューを書かれてますが、視点が違うので勉強になりました。
Workflow Ver.1.1 | hal’s Playground

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