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知識ゼロでもできる、プッシュ通知環境の構築(無料編)

  2015/01/30

以前の知識ゼロでもできる、プッシュ通知環境の構築という記事では、Pushoverを使ったプッシュ通知システムについて書きました。

Pushoverは無料で試せるとはいえ、ちゃんと使うには500円の有料アプリであるという点が大きなデメリットであり、ちょっと厳しいかなと思っていたわけです。
なので今回は無料でこれをやってしまおうと思います。

一応上記記事を読んでいる前提で書きますので、わからない場合はそちらもどうぞ。

 

必要なもの

・Zapierアカウント https://zapier.com/
・通知を受け取れるアプリ(Pushover、Pushubullet…)


Pushover Notifications

無料
販売: Superblock, LLC
評価: 5(7件)
iPhone/iPadに対応


Pushbullet

無料
販売: PushBullet, Inc
評価: 4.5(29件)

場合によっては
・IFTTT

 

鍵はZapierとメール

リアルタイムにアクションを起こすという点ではIFTTTと同様にZapierでもメールが有効です。
他のトリガーだと最大15分の遅延が起こる。
(関連記事 → IFTTTの遅延を無くす3つの対処法

IFTTTのメールトリガーでやるのと何が違うかというところですが、IFTTTは登録してある自分のアカウントからtrigger@ifttt.comに投げることでしか発動させられません。
他のアドレスからだとダメ。
一方Zapierではトリガーごとにメールアドレスを発行でき、任意のアドレスからそこに向かって送信するだけで使えるといった利点があります。

第三者がそこにメールを送信すればプッシュ通知として受け取れるわけです。
これらをネット上のイベント、生配信などの開始通知に使おうというわけ。

IFTTTのトリガーよりは遅く、秒単位の遅延こそありますが、そこまでシビアな状況も無いでしょう。

 

トリガーとアクションの設定

とりあえずEmailトリガーを使ったサンプルを置いておきますので、適当に使ってみてください。

Pushover用 → http://zpr.io/Rf4X
Pushubullet用 → http://zpr.io/Rf4m

Pushoverは有料なので持っていないという方は、無料のPushubulletを使うといいです。
どちらも入れたくないという方は↓のIFTTT用を使ってください。

IFTTT用 → http://zpr.io/Rf4b

こちらはGmailを介してIFTTTのメールトリガーを起こします。
条件としてはIFTTT側でも同じGmailアカウントを登録していることです。

あとはそこからIFTTTアプリのiOS NotificationsなりBoxcarアクションに繋げばよい。

注意点としてはIFTTTのメールトリガーを必ずSend IFTTT an email taggedにすること。
そうしないとどんなメールでもIFTTTのアクションが暴発してしまうので、SNS連携を使っている人にとっては個人情報が漏れる事態になりかねません。

今回の記事は抜きにしてもSend IFTTT any emailは危うい
気を付けてください。

 

配信側の使い方

前回の記事と同じです。

ユーザーが発行した
[任意の文字列].uthyk@zapiermail.com宛にメールを送信するだけ。

数秒の遅延で通知が届くはずです。

 

まとめ

Zapierではトリガー用のメールアドレスを自由に作れるので、それを利用して匿名性を担保しつつプッシュ通知を受け取れるといった記事でした。

今回のやり方ではPushbulletを使えることで、iPhoneだけでなくデスクトップにも通知が送れるのが利点です。
有料のPushoverよりは敷居が下がったと思いますが、Zapierのとっつきづらさはいかんともしがたい。
外人だけど付き合うといいやつなんです。

しかしやはりメールは良いですね。
受信側は単にプッシュを受けるだけでなくいろんなアクションにも転用できますし、送信側はメールマガジンとかメーリングリストをそのまま使えますし。

——

どうも一連のZapier記事(123)からはみ出したような内容になってしまいましたが、他にもはみ出した内容があったのでいくつか。

ZapierはIFTTTと違ってアクションを動かす前にテストができるのが素晴らしいのです。
例えばRSSトリガーの場合、IFTTTだと次にサイトを更新するまで待たなくちゃいけませんでしたがZapierは既存の内容を使ってその場でテスト動作をさせてくれます。

あとはAPIのサービスダウン状況が見られるので、動かないときにどこにぶつけたらいいかわからない呪詛を飲み込む必要がありません。
ディレイという連鎖アクションが組めるのも面白いです。

さて、これだけ書いてもみんなZapierに興味がないようで甚だ残念ではありますが、誰か1人でも参考になればそれでよいです。

この記事のQRコード 知識ゼロでもできる、プッシュ通知環境の構築(無料編)

Comment

  1. ゆりこみち より:

    最近こちらのブログを購読させていただくようになりました。
    元々はiPhoneアプリのセール情報が知りたくてRSS登録したのですが、後記や他の記事も参考になるものが多く、楽しく拝見しております。

    それとは別で、Zapierに興味を持ち検索していましたら偶然この一連の記事を見つけ、大変参考になりました!ありがとうございます。
    まだZapierをお使いでしたら、よければまたお勧めのZapなど教えていただけたら嬉しいです。

    これからも更新を楽しみにしています。

    • maxi より:

      参考になるようなことが書いてあったのなら良かったです。

      Zapierはいまもしっかり活用しておりますが、このブログ関係などを主に使っていますので、ご紹介しても私以外には役立つようなものではありませんねぇ。
      Wordpressでブログをお持ちであればWebhookトリガーを使うとZapierの遅延がなく、瞬時にアクションを起こせるのでなかなか面白いですよ。

      自分以外でも使えそうなものを思いついたらまた書きますね。

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