通知専用アプリPushoverの便利な使い方

以前から予告されていたように、500円の有料アプリであったPushoverが5日間の無料体験できるようになりました。

アプリは無料で、5日間の無制限な通知を受け取れます。それ以降は500円の課金(※1度きり)で期限無く使えるようになります。
以前からのユーザーは自動的に引き継がれるので追加料金はかかりませんし、ライセンスの情報はPushoverのサーバーで管理されているので、アプリを再インストールしても大丈夫ですよ。

Pushover Notifications

無料
販売: Superblock, LLC
評価: 5(7件)
iPhone/iPadに対応

ss1

App

 

できること

アプリでできるのは通知を受けることだけです。本当にそれだけ。

ただしIFTTTやZapierにも対応しているので、RSSの更新などの通知に使えます。
APIも公開されているので自前のサーバーからイベントを通知するようなことも可能です。

WordPressを使っている方はこちらの記事をどうぞ。
PushoverはWordpress管理者にも非常にオススメ

あと便利なのはプッシュ用の専用メールアドレスが発行される点で、これを使えばいろんなことをプッシュ通知させることが出来ますよ。
知識ゼロでもできる、プッシュ通知環境の構築

https://pushover.net/から直接プッシュ通知させたいことを入力したり、Chromeのエクステンションで見ているページを送信したりも簡単です。

 

もっとお手軽ブックマークレット

もうちょっとなにかできないかなーって人にはブックマークレットも便利です。
こちらのサイトで専用ブックマークレットが生成できますので、お持ちの人は試すといいですよ。
Scrounge Lounge: Pushover Bookmarklet


見ているページをサクッとプッシュ通知で送ってくれます。
Chromeのエクステンションをあんまり入れたくない派としては助かります。

ただし、UserKeyを入力しろって書かれているんですが、UserKeyってのはマスターキーなので外部には漏らさない方がいいです。
知識ゼロでもできる、プッシュ通知環境の構築に書いておきましたが、一度GroupKeyを発行して使用することを推奨します。

 

もっと使いこなしたい人はこちら

TaskPusherというサイトはPushoverの通知を使ってアプリ間連携までしてしまおうという面白いサイト。
TaskPusher — beta


OmniFocus、Things、Drafts、Due、Day One、Nebulous NotesにURLスキームで直接データを流し込むことが出来ます。

OmniFocusであればタスク名を入力してエンター。
それでおしまい。

あとはiPhoneに届いた通知をタップするだけ。
アプリに移動して登録してくれます。

中でもDraftsは面白くって、テキストだけでなくアクションまで一緒に指定出来るんです。
例えばReminderアクションを指定すれば、送信した内容をそのままリマインダーに登録してくれますし、連鎖アクションを指定すれば「クリップボードにコピーして、Twitterに投稿して、メールして」なんて複数の動作を一気にこなすことも出来ます。
これはパソコンでいちいちやるよりお手軽ですよね。
もちろん日本語も問題ありません。

Dueに関しては時刻指定が必須&なぜかそれがズレるのが残念ですが、taskの文字列に時刻を入れて、dateはなんでもいいので1文字入れておけばうまくいきます。
リマインダーアプリ Due を加速する、とても便利な使い方 | reliphone


↑の記事を参考にしてくれるとわかるんですが、タスク名の中に日時を書いておけばそれを解釈させられるわけです。

PushoverのAPIは公開されていて誰でもこういったおもしろいサービスを簡単に作れてしまいます。
ここはごく限られたアプリしかありませんけど、URLスキームでいろんな操作ができるアプリってもっとたくさんあるわけなので、もっとこういう便利なサイト、対応アプリが増えるといいなーと願っています。

誰か作って。

 

まとめ

Pushoverって通知するだけなのに、試すにはちょっと高いし、通知タップでリンクを開いてくれないのが弱点だと思っていたんですが、今回それらが解消されました。
(※通知タップでアプリやURLを開くためにはver2.2で追加されたAuto-open URLsをオンにする必要があります)

もうちょっと開発を頑張って欲しいところがありますので、これでユーザーが増えるといいですね。
IFTTTから通知を受けてアプリ連携するにはもうLaunch Center Proの方が有利だと思うんですが、やっぱりPushoverも面白いですよ。

IFTTTのPushoverチャンネルはURLにhttp以外のURLスキームを指定するとエラーを吐くのが悩ましい。
本文内に書けばタップ可能なリンクになるんだけど、通知タップだけじゃ移動してくれないんですよね。
IFTTTが直してくれるの待ちですが、ずっと放置されてるので望み薄。
Zapierだとしっかり動いてくれるので、そういうときはZapierも使おう!

とりあえず無料で試せるようになったので、いろいろ遊んでみるといいんじゃないかなー。

 

App

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