アプリの動向と考察 3

考察っぽい部分は別に書いた方がよさそうだったので、それを削ったら、自分の記事を紹介しているだけに見える……。

 

Pushover

既にお伝えしているように、500円の有料買い切りアプリであったPushoverが、アプリ無料+アプリ内課金に変わりました。
これによって5日間のお試しが可能になっています。
既存ユーザーは何の変更もありませんが、新規ユーザーが無料体験できるようになったのはいいですね。

Appleを通さないバルクライセンスの販売をするって話は結構怪しい感じでしたけどどうなったんでしょうか。
これだけ大きな変更をしたのに公式サイトもTwitterも沈黙しているのが不思議です。

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いままでアプリを購入することがライセンス購入とイコールだったわけですが、仕組みが変わったことでそれが分離されました。
アプリを買うのではなく、プッシュサービスのライセンスを買うという転換です。

ということはiOSとAndroidで別々にアプリを購入しなければいけなかったのが、アプリは無料で手に入るようになったので、どちらか片方でライセンスを取得していれば両方で使えるのかもって気がしてきます。
Androidでもライセンスを買って紐づけなきゃいけない可能性はありますけど。

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アプリ自体も先日のアップデートによって、通知タップでURLを開けるようになりました。
これは他のURLスキームを入れておけば、それでアプリを起動できるのでちょっと便利になったなーと思ってたんですが、別な問題が。

↓このやり方でメールからのプッシュ通知をしていたんですが、通知をタップするといきなりメールの返信画面になってしまう。
知識ゼロでもできる、プッシュ通知環境の構築 | reliphone


通知をタップしたら即返信って、さすがに挙動として間違ってるんじゃないかな。
まずはメッセージ内容表示して、必要なら返信が普通の流れだと思う。
このあたりの挙動は再考してほしいところ。

 

Home Streamer

以前にレビューを書いたiPhoneを監視カメラにできるアプリのHome Streamerが、現在セール中で100円になっています。
Home Streamer – iPhoneを超簡単に監視カメラ化できちゃうアプリ | reliphone


先週レビューを書きなおしてあったのでこの機会に再度紹介。アップデートですごく進化をしていますよ。

外部からの接続に対応したり、撮影機能が追加されたり、画質などの設定も。
実に素晴らしいアプリになっていますので、古いiPhoneを監視カメラとして使いたい人は必見です。
無料版も出ましたので、是非チェックを。

 

Xpire

時限消去ツイートができるアプリXpireですが、アップデートでFacebookにも対応しました。
Xpire – 時限消滅Twitterクライアント「なお、このツイートは自動的に消滅する」 | reliphone


時間限定の告知に便利なだけでなく、昔のツイートを検索して一括消去するのがとてもやりやすいんですよね。
これすごく便利なアプリなので、もうちょっと投稿が簡単にできるようになればなーとは思いますが、まだ無料なので試したことのない方は入れてみるといいです。

あと、消去時間を投稿後に再設定出来るようにもなりました。
こんな便利なのになんで無名なんだろう。

 

AnalyticsPM

かなり気に入っているGoogleAnalyticsクライアントですが、ようやくAPI切れの問題が解消されたそうです。
AnalyticsPM – 1ページの情報量が多いGoogleAnalyticsクライアントアプリの決定版!! | reliphone


ストアのレビューが予想通りひどいことになっていますので、もし使ってみて気に入った方がいらっしゃったら、ちゃんと動くようになったAnalyticsPMを評価してあげてください。
私もあとで書きます。

あ、そうそう、アップデート文にも書いてありますが、私の環境でも再インストールをしないと数字の反映をしてくれませんでした。
動かないって人は同様に。

 

Voice Dream Reader

レビュー執筆時には無かったIvona社の音声を先月購入したんですが、これがとんでもなくハイクオリティでヤバいです。
このアプリがすごい No.012 Voice Dream Reader | reliphone


他のエンジンだと単語単語はわかっても文全体を追いかけるには聞き疲れしてしまう。でもIvonaだとそれがありません。
実に自然でビビります。人間が読み上げているものと比べると感情や抑揚がありませんが、淡々と読み上げている人間に近い。

読者さんにTwitterで教えてもらったんですが、IvonaってAmazonに買収されているんですね。
Kindle Fireでも高品質な読み上げ機能が体験できるようです。
このレベルの読み上げをAmazonが持っているってのは強いですねぇ。Siriがもうすこし自然になればいいんですけど、IvonaをAmazonにとられてしまったのは痛い。

そうそう、日本語だとHOYAのエンジンが素晴らしいって絶賛しているわけですが、先日その読み上げAPIが公開されました。
「VoiceText Web API」(β版) の提供を開始 | VoiceTextお知らせ


かなり簡単に使えるようで、さっそくいろんな方が実験されてます。
ここの下の方に実際に動かせるサンプルがあるので使わせてもらうと良いです。
面白いですね。

しかしVoice Dream Readerでは外部通信なしにこの読み上げエンジンが使えるんだからやっぱりすごいです。

 

Yahoo!乗換案内

これのレビューを書こうと思ったらとんでもなく長くなってしまうのでやめときますが、近頃便利になりすぎて恐ろしいです。

以前からカレンダー登録機能が便利だと取り上げられることがありましたが、最近はそれどころではないです。
通勤タイマーとか、アラーム機能とか、乗車位置とかギッチリ詰まってます。

通勤タイマーなんて当初は駅.Lockeyの劣化版でしかなかったんですが、乗換案内に組み込まれて使い勝手や見やすさが飛躍的に向上しましたし、アラーム機能はオススメの乗車位置や何番線着→何番線発まで、到着前に通知してくれます。
しかも電車がどの辺を走っているのかをルート表示上で示してくれるのがまた素晴らしい。
見てるだけでたのしいよ。

Yahoo!の本気やばい。